幼稚園が始まり、あれよあれよと月日が経ち、「あれっ?周りのお母さん達は毎日楽しそうに会話をしているのに、私だけ何だか浮いてない?!!」
と感じたことってありませんか?
気が付いたときには周りには「ママ友集団」が出来ていて、今さら入りづらい…
こんな事って結構あるんですよね…。
かと言って、張り切ってママ友を作ってみたものの、子どもと一緒にトラブルに巻き込まれたり、何だか疲れる~…
何て事もあるあるです。
そんなママに今回は、ママ友の作り方や、ママ友間ではどういったトラブルがあるのか、そしてトラブルを回避する方法などを紹介します。
この記事はこの方に監修していただいております。
幼稚園にママ友できない…
子どもを幼稚園に送り届けた後、玄関先で楽しそうに立ち話をしているママ集団を見て、「私にはママ友がいない」と、下向きになっているママも多いのではないでしょうか?
人間関係を1から築き上げるというのは本当に難しいものです。
そう考えると、幼稚園に通う子ども達は、それを小さいながらに実践しているので本当に感心しますよね。
ママ友が出来ない理由としては、自分自身が「人見知り」だったり、「すでにママ友集団が出来上がっているので、入りづらなどが上げられます。
「人見知り」に関してはその人の性格なので、「今すぐ直しなさい!」と言われても無理がありますし、出来上がった集団に入り込むのもなかなか勇気のいる事ですよね。
そこで、
- 「自然とママ友が出来た」
- 「自然とママ友集団に入れた」
という事を実現するためのおすすめな方法を紹介します。
幼稚園でのママ友の作り方、おすすめ4選!
自分からガンガン話しかけられたら、「ママ友作り」なんて苦労しませんよね(笑)そのような強い人ばかりではありません。
そんなママのために、ママ友作りのおすすめ方法を紹介します。
- 行事に参加する
- 通学バスを利用する
- 近所の公園や、児童館などを利用する
- 先生に相談する
1.行事に参加する
ママ友作りが苦手という人の中には、幼稚園の行事に参加しないという人も多いと思います。
友達作りの基本は「対面」からスタートします。人と会うことで会話につながり、友人関係に発展するからです。
運動会や生活発表会といった行事は、保護者は「お客さん」として参加しますが、夏祭りやバザーといった行事になると、保護者の手伝いを要する事があります。
ママたちと顔をあわせるために、まずはそういった行事に参加してみましょう。
初めは何をしたら良いのかも分からず、怖い気持ちもあるかもしれませんが、行事の準備なので先生達も一緒にいるはずです。
困ったときには先生と話をすれば良いし、ここで気の合うママを見つけ、会話から始めて見ると、意外とすんなり顔見知りになれるものです。
長年保育士をしてみてきていますが、幼稚園(保育園)の行事に参加するというのは、一番ママ友作りのアクションを起こしやすいのです。
2.通学バスを利用する
いきなりですが、「クレヨンしんちゃん」って見たことありますか?(笑)
しんちゃんの幼稚園は、毎朝自宅にバスでお迎えが来ます。ですが、たまにしんちゃんが寝坊をした時など、母みさえが自転車で幼稚園まで連れて行きますよね?!!
あくまでアニメの話ですが、意外と自分で送迎できる範囲に自宅があっても、通学バスを利用する家庭って多いのです。
自宅まで送迎するのは稀なパターンですが、殆どの場合、バス停のポイントが決まっており、自宅から近いバス停で送迎を待つスタイルが主流です。
もし、「自宅から近いから。」と、自分で送迎しているのであれば、通学バスを利用してみてはいかがでしょうか。
(月負担は多くて3,000円くらいだと思います。)
バスを待っている間、そこから会話が始まるというパターンが多いからです。自宅近くのママが集まるため、幼稚園のあとの子ども同士の遊びにもつながります。
3.近所の公園や、児童館などを利用する
「休日は知り合いに会いたくないから遠出している」という人も多いのではないでしょうか?
家族でのんびり過ごしたいという気持ちも分かりますが、時には自宅近くの公園や児童館などに遊びに行ってみるといいですよ。
そこには多くの子ども達が遊んでいて、その子ども達のママもいるからです。
自分から話しかけにくくても、子どもの方から「あっ!○○くんのお母さんだ!」と声を掛けられることもあります。
「人見知り」なママにとっては、子どもから話しかけてくれるのは、ママ友作りの大きな一歩となるんです。
4.先生に相談する
すでに出来上がったママ友集団に入るのは、至難の業です。
よほどのメンタルの持ち主でなければ無理でしょう(笑)
そんな時には担任の先生に相談をしましょう!
「先生、ママ友が出来ないんです。」という相談ではないですよ(笑)
先生に対して子育ての悩みや、就学に対する悩みなどを話すのです。
「同じような悩みを抱えている人っていますか?」などと聞くと、「○○さんも同じように悩んでいましたよ」「○○さんは、このように解決したって話していましたよ」と、アドバイスをしてくれる場合もあります。
もちろん相談内容によっては個人情報を守ります。
共通の悩みや、共有できる話題があると話しやすくもなりますよね?何の武器もないまま突っ込むよりも、こういった情報を持っていた方が「一歩踏み出す勇気」に繋がるのです。
ママ友間のトラブルって?
「やっとママ友が出来た!」と喜びも束の間、ある日ラインのグループから外された。
そういった事もママ友間ではよくあります。
ママ友が良いように働く事もありますが、逆に悪いほうに働く事だってあります。
- 「週末は○○公園で遊ぶ」
- 「子どもを送迎した後は必ずランチに行く」
- 「○曜日は○○さんの家でお茶会」
など、ママ友グループによっては様々なルールがあり、それを断ると敬遠される、というトラブルが非常に多いです。
敬遠された結果、子どもにも影響を及ぼしたり、それが嫌で無理な付き合いを続け、体調を崩すママだっています。
そうなってくると、「ママ友なんていない方が良い!」という考えも生まれてきますよね。
ママ友トラブルを回避する方法!
これだけは覚えておいて下さい。
「ママ友」はあくまで、「ママ友」です。子育ての情報を共有したり、子どものために行事の手伝いを共に行う存在です。
決して「気を使う」「無理をする」関係ではいけません。
それこそトラブルを引き起こす、トラブルに巻き込まれる原因となります。
ママ友作りで重要なのは、
- 「付き合える人と、付き合えない人をはっきりと見極める」
- 「適度な距離感を保つ」
という事です。
どんな人でも「合う、合わない」というのはあります。「合わない」と思ったら、無理に付き合うことは避けましょう。
「合う」と思ってママ友になっても、深い関係は避けて、適度な距離感を保つようにして下さい。
「合わない」と思ったら、無理に付き合うことは避け、ひそひそ話さえ届かない距離に逃げましょう。
関係を断つのではなく、「用のある時だけ話す」と割り切るのです。
うわべの礼節は保ったまま、深入りを避けるよう距離をとりましょう。
「夫」や「親戚」や「子どもの病院」や「習い事」は距離をとる理由として大いに役立つので、使ってみてください。
些細な子育て会話のはずが、家庭の事やプライベートなことまで聞いてくるママだっています。全て話してしまうと、変な噂が広まったりと、トラブルの火種になることもあるのです。
ママ友とのトラブルを避ける為にも、
- 「付き合える人と、付き合えない人をはっきりと見極める」
- 「適度な距離感を保つ」
この2点は意識しましょう。
さいごに
最後は「ママ友って怖い」という印象を抱かれた方もいたのではないでしょうか?
子育てを行うママにとって、「ママ友」というのは悩みを共有できる人、助け合える人となるので、いるに越したことはありませんが、
一歩間違えると思わぬトラブルに巻き込まれてしまうという事も頭に入れておきましょう。
それを踏まえて、ママ友作りのおすすめな方法を参考にし、しっかりと信頼関係が築けるようなママ友を作って下さい。