子供 泣き止まない 2歳

魔の2歳…子供がぜんぜん泣き止まない!とお困りのママ&パパも多いでしょう。

「子どもは社会で育てるもの」なんて今は昔…子供の教育や責任は、核家族の親だけにかかってきており、公共の場で泣き止まない子供がいると

 

「おいおい、親。早く泣き止ませろよ」

 

という周囲の視線に合うこともしばしばですよね。

(実際はそんなこと思ってないかもしれないけど、そんな風に見えて焦ってしまう…!)

 

「子どもは勝手に育つ!」なんて事はなく、必要な時期に必要な対応や、関わり方、子育てのポイントを抑える必要があります。

 

今回は2,3歳の発達段階や、なぜ2,3歳の子どもが泣き止まないのか、その対応方法などを紹介します。

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この記事はこの方に監修していただいております。

2歳・3歳ってこんな年代

2,3歳という時期はこれまでとは接し方や関わり方がグンと難しくなる時期です。発達の段階としては、

2~3歳ってこんな時期

  • 「語彙数も増え、会話が出来るようになる」
  • 「考える力や思考力が身につく」
  • 「何でも自分でやりたがる」
  • 「周囲への興味関心が深まる」

 

などが、目安となる時期でもあります。今まではママやパパがやってあげていた事を、「自分でやる!」と言いだし、親主導では動いてくれなくなる時期です。

蓮

いわゆる「魔の2歳児」とも呼ばれる時期ですよね(笑)

保育園でも2歳児、3歳児という年代は大きく環境が変わる時期です。

保育園、幼稚園での2~3歳児の変化

子供 泣き止まない 2歳

年齢概念保育士1人に対する園児の数
2歳児保育6人
3歳児教育20人
  • 2歳児までは…「保育」
  • 3歳児からは…「教育」

というくくりになり、園児の数が概ね6人に対して保育士を1人つける2歳児クラスに対して、3歳児クラスは園児の数が概ね20人に対して保育士が1人になります。

 

なので、3歳児クラスに進級する頃には子ども達は、「ある程度自分の事はしっかりと自分で出来る」ようにならなければいけませんし、そのためには2歳児の頃から「自分で出来ることを増やしていく」という事になります。

 

今まで保育士が身の回りの事をやってあげていた時期から、一気にお兄ちゃんお姉ちゃんになるのが、2,3歳という時期なのです。

子供が泣き止まない【2歳・3歳】編…4つの理由

「子どもは泣くのが仕事でしょ?!!」と考えている人も多いかもしれません。

 

子どもにだって泣く理由はありますが、なぜ泣いているのかを上手く言葉で説明が出来ないのが子ども特に2,3歳は言葉で伝えられずに、感情が爆発しやすい時期です。

 

2,3歳の時期になかなか泣き止まないのには、以下のような理由が挙げられます。

2~3歳児が泣き止まない4つの理由”]

  1. 欲求不満
  2. 疲労感
  3. 空腹感
  4. こちらに気を向けたい

1.欲求不満

子供 泣き止まない 2歳

この時期、特に2歳児は少しでも興味がある事や、自分で出来ると思うと「自分でやる!」というスイッチが入ります。

 

しかし、2歳児に出来ることって限られています。周囲の大人は「失敗されたら困る」「まだ出来ないでしょ」となり、子どもの「やりたい」を止めてしまう場合があります。

 

そうなると、欲求が満たされず号泣、泣き止まないという事に繋がるのです。

2.疲労感

お出掛け中、ご機嫌だった子どもが急に泣き出す。そういった場面も多いのではないでしょうか?

 

2,3歳の子どもは夢中になっていると疲れている事にも気づきません。ふとした時に疲労感を感じ、動くことが億劫になると泣いて表現することが多いのです。

 

自分の体調の様子などをまだ言葉で表現できない時期なので、疲労感で泣いていると気づかずに、対応が難しいと感じる事もあるのです。

3.空腹感

疲労感と同様、空腹になると2,3歳の子どもは泣いて訴えます。

 

疲労感とは違い、2,3歳の子でも空腹感の場合は「お腹空いた~」「お菓子食べたい~」と言葉で訴えることが多いです。

 

しかし、場合によってはすぐに対応が出来なかったり、食事の時間を考慮して我慢させるという事もあり、空腹感の泣きはなかなか止まらないという事も多いのです。

4.こちらに気を向けたい

子供 泣き止まない 2歳

寂しい時…特に下の子が生まれたタイミングなどで、なかなか泣き止まないという場面は多くなります。

 

年齢が上であれば上であるほど、弟や妹が産まれた時には素直に「嬉しい」という感情が芽生えますが、2,3歳の子どもは「嬉しい」という気持ちよりも先に、「ママやパパが奪われる」「もっと自分を見て」という気持ちが強くなります。

 

そういった気持ちが募ると、ママやパパの気を引くために泣き続けるのです。この時期の泣き止まない泣きは、一つの「意思表示」とも捉えられます。

子供が泣き止まない時のベストな対処法

2,3歳の泣き止まない理由を4つ挙げましたが、その4つの理由に対してのベストな対処方法を紹介します。

ベストな対処方法”]

  1. 失敗を恐れず、チャレンジさせる
  2. 生活リズムを整える、午睡を上手く活用
  3. 外出前には空腹感に注意する
  4. 積極的にスキンシップを図る

1.失敗を恐れず、チャレンジさせる

子供 泣き止まない 2歳

好奇心が旺盛で、何でも「自分でやる!」という欲求の強い時期、これを妨げてしまうと泣き止まない泣きに繋がります。

 

それなら、失敗を恐れず何でもさせちゃいましょう(笑)

 

とは言っても、家庭で何でもかんでも「失敗」されてしまうと、ママやパパはたまったもんではありません。家がひっくり返ってしまうからです。

 

例えば、「食事を自分で食べる!」と訴える子に対しては、ママやパパは「汚されたくない」と思い、介助が多くなることもあるでしょう。

 

もちろん汚されたくないという気持ちは分かりますが…

  • 子どもの周りに新聞紙を敷いて、食べこぼしごと丸ごと捨てられるようにする
  • 食事の時間を入浴前にし、汚れてもそのままお風呂に入れるようにする

 

など、少しの工夫を凝らして出来るだけ子どもの欲求を満たしてあげるのです。

 

準備や片付けなどは大変ですが、子どもの「やりたい」「やってみたい」という気持ちは、今後の成長に大きく繋がります。たくさんの失敗や成功をこの時期に体験させる事が、今後手のかからない子になるための、一番の近道なのです。

 

しかし、何でも欲求を満たせば良いという訳ではありません。

 

「自分や周りに迷惑がかかる行為」や「怪我などの危険が伴う行為」はしっかりと「ダメ」と伝えると良いでしょう。

2.生活リズムを整える、午睡を上手く活用

子供 泣き止まない 2歳

疲労感で泣き止まない事を防ぐためには、活動中に疲れがたまらないようにするために早寝、早起きを意識したり、活動後には午睡の時間を設けてしっかりと、疲労を抜いてあげましょう。

 

生活リズムが整うことで、ほどよい疲労感を覚えた後には、昼寝で回復するというリズムが出来てきます。

 

「この子は疲れると激しく泣いてしまうから、外で遊ばすのは控えよう」というのは絶対にNGで、外遊びから学ぶ経験の時間も持ってあげましょうね。

3.外出前には空腹感に注意する

子供 泣き止まない 2歳

こちらも生活リズムにリンクしますが、出掛ける時間と食事の時間を考えて行動するだけで、空腹感による泣きは防げます。

 

例えば、午後から家族で出掛けるのであれば、昼食を済ませてから外出する、外食をするのであれば毎日の昼食時間や夕食時間に合わせてお店に入れるように調整すると良いでしょう。

 

子どもによっては、お菓子が食べたくて泣くという子もいますが、好きなだけお菓子をあげてしまうと、その後の食事にも影響し、生活リズムが乱れてしまいます。

 

おやつの時間を決めて、その時間にしっかりとおやつをあげるというリズムが出来ていると、子どもの体内時計もしっかりと形成されます。仮に「お菓子が食べたい」と駄々をこねても、「おやつの時間に食べたでしょ」と話し、諭すことも出来ます。

 

生活リズムが出来ている子は、2,3歳でもしっかりと我慢することができますよ。

4.積極的にスキンシップを図る

子供 泣き止まない 2歳

下の子が産まれてその寂しさで泣いている場合は、積極的にスキンシップを図りましょう。

 

2,3歳でも、自分の弟や妹に対して「嫌い」という感情は抱きません。単純に「寂しい」という感情なので、そう思わせないように下の子が寝ている時間などを見計らって、思い切りスキンシップを図るのです。

 

そうすることで、「自分の事もしっかりと見てくれている」「自分は愛されている」という気持ちになり、自然と下の子の面倒も見てくれるようになります。

 

「下の子ばかり」にならないように、注意して関わる事がポイントです。

さいごに

今回は2,3歳にポイントを当てて、泣き止まない理由や、その対処法を紹介しました。

 

目の前で訳もわからず泣き続けられると、ママやパパも滅入ってしまいます。その気持ちも十分分かりますが、子どもにだって泣く理由がしっかりとあるのです。

 

それを上手く言葉で伝えられないのが子ども、特に2,3歳という時期なのです。

 

子どもが目の前で泣き続けている姿を見て、泣いている理由が分かれば対処する事も出来ますし、子どもの気持ちも満たしてあげることが出来ます。

 

今回紹介した泣き続ける理由や対処法は、あくまでも発達段階から見た可能性の一つであり、子どもによっては理由は様々です。

 

参考にしつつ、必ずある我が子の「泣いている理由」を探り、一つひとつ対応してみて下さい。

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