「離乳食は大体生後5ヶ月前後から始めます」と世間一般には言いますが、そう一筋縄ではいかないんですよね(笑)
パクパク食べる子もいれば、絶対に口を開けようとしない子、ミルクしか飲まない子…
そんなこんなで、あっという間にもう1歳!ってこともままあります!
「1歳で離乳食を食べないけど大丈夫?」と心配になりますよね。
長男もまさにそう…離乳食を全然食べてくれず、泣いてましたよ、わたしw
- 「周りは美味しそうに食べているのに、ウチの子はまだミルクだけ…」
- 「ミルクだけで栄養って足りるの?」
私と同じように、こんな悩みを抱くママは多いのではないでしょうか?
そこで今回は離乳食を食べない子どものママ向けに、私が実践していた栄養補給方法と、離乳食をすすめる方法をお伝えしますね!
離乳食食べないけどミルクで栄養は足りてる?
離乳食を食べなくても、ミルクで栄養は足りています!安心してください!離乳食が始まった頃に飲ませるミルクを「フォローアップミルク」と言います。
このフォローアップミルクは、離乳食だけでは得られない、足りない栄養分を補うために必要なミルクとされています。
つまり、離乳食を食べない子にとっても、フォローアップミルクは救世主のようなもの!
我が家もどれだけ重宝していたか…
離乳食を食べない焦りも、フォローアップミルクを飲んでくれることで、だいぶ解消されていました、私は。
しかし、このフォローアップミルクは、あくまで離乳食の補助なので、「糖質」や「脂質」といった栄養素は控えられています。
離乳食も良く食べてミルクも良く飲むとなれば、太る原因にもなりますからね。
なので、離乳食を食べずにフォローアップミルクだけでは、栄養は補えても、体重が減ってきたりする可能性は出てきます。
フォローアップミルクの必要性とは
- 卒乳の手助けとなる
- 外出先で重宝する
- 必要な栄養を補える
意外なのだけど、ガンガン離乳食を食べる子であっても、フォローアップミルクはあげたほうが良いと言われています!
理由を以下に見ていきましょう。
卒乳の手助けとなる
仕事やママの負担軽減のために卒乳を考えるのも、1歳前後が多いですよね。
この卒乳に、激的な苦労をするママも、同時にとても多いです…。
そこで卒乳の助けとして、フォローアップミルクがいいんですよ!
卒乳がすすまない赤ちゃんに、試しにフォローアップミルクを哺乳瓶で飲ませてみましょう。
乳首を吸う感覚、そこからミルクが出てくることで、きっと赤ちゃんは母乳やミルクに近い感覚を覚えます。
何もしないよりはずっと卒乳しやすくなってくれるはずです!
又、離乳食を食べ始めると授乳の回数も減り、ママのおっぱいの出も悪くなってきますよね。
出が悪くなると赤ちゃんは「何か違~う!」と泣くこともあります…。
そんなときにもフォローアップミルク。足りない栄養を補うことで、赤ちゃんのザワつきも解消するかもしれませんよ!
外出先で重宝する
1歳前後にもなると、抱っこ紐に入れてお出かけする事も多くなるでしょう。外出先によっては離乳食を持ち歩けないこともありますよね。
そんな時に鞄の中に以下のキットがあると便利!
- あらかじめ粉を入れておいた哺乳瓶
- お湯の入った水筒
- ペットボトルの水
外出先でもスグにフォローアップミルクを哺乳瓶であげられるように準備しておくんです!これだけあれば赤ちゃんの空腹は満たされます。
もちろんこれだけで満腹にさせるのは良くありません。
フォローアップミルクで一時しのぎができたら、帰ってから離乳食タイムです!
大人は空腹を我慢できても、赤ちゃんには無理な話。
赤ちゃん連れで外出する時は、フォローアップミルクセットを常備するといいですよ!
カバンの中に離乳食を入れていても、急に温める事は難しいし、ミルクセットを持ち歩くほうが手軽で便利でしょう。
必要な栄養を補える
こちらは先にも話したとおり、フォローアップミルクというのは、離乳食だけでは足りない栄養を補う役目があります。
離乳食をなかなか食べてくれない。食べても少量という子に、フォローアップミルクは栄養摂取の強い味方です!
離乳食を食べてくれる3つの方法
フォローアップミルクの役割や必要性を書いてきたけど、そもそも我が子が離乳食を食べてくれれば何も問題はありませんよね?(笑)
個人差はありますし、好き嫌いはありますし、何せまだ1歳の子どもに「あれ食べなさい、これ食べなさい」何て言えません。
そこで私も実践した、子どもが離乳食を食べるまでに至った方法を紹介しますね。
- 市販の物と混ぜる
- とりあえず遊ばせる
- 触感、味付けを変えてみる
以下に詳しく紹介していきますね!
我が子が離乳食を食べてくれない!って嘆いているママは、だめもとで試してみてもいいと思います。
1、市販の物と混ぜる
市販の離乳食を混ぜて、味をちょっと濃くしてみると食べてくれることがある!
一生懸命離乳食を作っているママには申し訳ありませんが…なんか子どもって、市販の離乳食が大好き…だったりするんです。うちの長男もTT
私は離乳食は手作り派だったのだけど、あまりに食べてくれないから何度も落ち込んでいました。
そこで、手間かけて作って、残されて落ち込むくらいならば、作るのをやめてしまおう!と割り切って市販の離乳食を買ってきたんです。
いまの市販の離乳食のレベルは高く、数ヶ月単位ごとに味付けや食材なども全て変わっていて、子どもが飽きない工夫もばっちり!
市販離乳食のクオリティの高さに驚きました。
でもでも、同時に心配だったのは、市販の離乳食は味付けの濃さ。
濃い味に慣れたら、自分の手作り食をますます食べてくれなくなるのでは?と心配でした。
そこで編み出したのが、市販品と自分の手作り離乳食を混ぜちゃう方法!
結果オーライばっちりでした!「む?美味しいじゃないか!」って感じで、食べてくれたんですよ!
健康にこだわりすぎて薄味すぎた私の離乳食に、ちょっと味を足したら食べてくれるようになったんです!
大人だって濃い味が美味しいと感じるのだから、子どもだってそうなのかもって思いましたよ。
2、とりあえず遊ばせる
とりあえず、食に興味を持ってくれるまで、食べ物で遊ばせると、自ら口に運ぶことがある!
これを実践するのはかなりしんどいので、覚悟してください笑。
保育士さんおすすめの方法で、目の前の離乳食を自分で食べさせるのが目的。
…が、ご想像通り、食べ物をつかんでとばして遊ぶことから始めます…椅子の下にはピクニックシートを敷いて、汚れを気にしない気持ちが必要。
遊ばせる(自分で食べさせる)目的は、「食に興味」を持ってもらうこと。
「食べ物の絵本を見せる」とか、「ママが美味しそうに食べてみる」とかとおなじですね、基本。
自分の手で食材に触れた赤ちゃんの多くは、その手を舐めてみて「美味しい」と感じる行為につながるんです。
保育園の食事時間も似たような感じだそうです。ガンガン手づかみをさせて食への興味をうながすのだとか。もちろん掃除は大変だけど、これが離乳食開始の近道のこともあるんです。
3、触感、味付けを変えてみる
みじん切りにしたりペーストにしたり、味を濃くしたり薄くしたりしてみると、食べてくれることがある!
いくら離乳食を作ってもなかなか食べてくれない。
そう悩んでいる時には、食材の触感や味付けを変えてみるのも1つの方法です。
例えば、ペースト状の物しかあげていなかったのなら、食材をみじん切りにして触感を残してみたり、少しだけ出汁の味付けを濃くしてみたり、薄くしてみたりなど、様々な方法があります。
これを口にした時に「おっ!今日のご飯は何かが違うぞ」と子どもが感じる事があるんですよ。
食いつきの変化が見られたら、次の日も食いついた形状であげてみるとかね。
作るママの方も変化があったほうが、気分転換になるからおすすめです!
さいごに
- 離乳食を食べない1歳の赤ちゃんでも、フォローアップミルクで栄養補給できるから大丈夫!
- フォローアップミルクは卒乳の手助け、外出先での空腹を満たすこと、栄養補給に役立ちます!
- 離乳食をすすめるためには市販品と手作りを混ぜる!味に変化をつける!自分で食べさせてみる!など試す価値あり!
生後、母乳やミルクから離乳食へ移行するというのは、人間の生きていく流れだと思います。
生きていく流れだからこそ、その流れ通りに行かなかった時、ママやパパは悩むんですよね。
しかし、人間には好き嫌いもあれば、食べる速さなどにも個人差があります。
大人だけでなく子どもだってそうです。
離乳食を食べてくれないと、栄養が足りてるか心配になっちゃいますよね。私も長男の時は本当に心配したから、お気持ちよくわかります。
けど今は、フォローアップミルクという栄養補給源がちゃんとあるから、焦らなくても大丈夫です。
栄養を満たしつつ、ゆっくりと、ママと赤ちゃんのペースで離乳食を進めてみてくださいね。
時には市販の離乳食に頼るのもOKです。味付けや食材の形を変えるのもおすすめです。
答えのない育児の世界で、自分なりの「正解」を見つけながら、赤ちゃんとゆるゆる進みましょう。
最後まで読んでくれてありがとうございます。