
「子どもが保育園を泣いて嫌がる」「保育園に行かない!と絶対に話を聞かない」など、実際に子どもを保育園にあずけて働いている人には経験があることでしょう。
大人だって「今日は会社を休みたい」と誰でも思うはずなので、子どもが「保育園に行きたくない」と思うのはごく自然なこと。
しかし、子どもの場合は大人の突発的な理由とは違い、子どもなりに様々な悩みを抱えていることが多いのです。
0歳や1歳の頃は単純に「お父さんが良い、お母さんが良い」という理由の拒否ですが、色々なことがわかるようになる2歳頃からは様々な理由が交錯します。
そこで今回は、2歳の子どもが保育園に行きたくないという理由や、そんな子にぜひ試して欲しい保育園が好きになる方法を3つ紹介します。
子供が保育園を嫌がる4つの原因!
- 子供なりの悩みを抱えている
- パパ・ママと離れたくない
- 環境変化への戸惑い
- 担任の先生がこわい…
他にもあるかもしれませんが、経験上、この4つに集約されることが多いです。一つ一つについて、以下に解説していくのでご覧ください。
①子どもだからってなめないで!繊細な悩みを抱えているの!!
大人の「今日は会社を休みたい」という欲求の中にも
- 「提出書類の期限が迫っている」
- 「昨日の酒が残っている」
- 「社長が嫌」
などの理由がこめられているはずです。
実は2歳頃になると子どもにも様々な思いがあって「保育園に行きたくない」と表現をするのです。
具体的になんなのか、2歳児は上手く説明できないかもしれないけど、「何かあるんだ」と思いやってあげることが大切。
②お父さんやお母さんと離れるのが寂しい…
2歳という年齢はまだまだ幼く、お父さんやお母さんと登園時に離れることを「母子分離」と言いますが、寂しさが強く残ります。
しかし、ただ寂しいという理由で「保育園に行きたくない」という子どもは、一度母子分離してしまえば、今までの涙はなんだったのか!?と言わんばかりに笑顔で遊んでいることが多いです。
本人が克服できるまで、下の方の「保育園を好きにさせる方法」を実践して見守りましょう!
2歳の子どもの「保育園イヤ!」には「お父さんとお母さんと離れるのが寂しい」という気持ちが込められていることはとても多いです。
③生活環境の変化に戸惑っている
4月、進級したての頃は担任の先生も変わったり、保育室も変わったりと様々な変化が保育園では起こります。
この4月の環境の変化は年長児でも戸惑うことがあるので、2歳という年齢であれば戸惑って「当たり前」という感覚を持ちましょう。
又、4月の頃の「保育園イヤ!」を乗り越え、一度はスムーズな母子分離が出来ていたにも関わらず、数ヵ月後にまた「保育園イヤ!」と言い始める子どももいます。
2歳という年齢は保育園で言うと、子どもの数に対する保育士の数も減り、少しずつ「自分の出来ることは自分でやる」という練習を行う時期でもあります。
いわゆる0歳や1歳の「赤ちゃん」の時期から「お兄ちゃん、お姉ちゃん」に向かう練習の時期になります。
トイレトレーニングや着脱、食事もある自分で食べるなど、今まで保育士が大方補助をしていたことを、一人の力でこなさなければいけなくなります。
4~7月生まれの「月齢の高い子」は覚えも早く上手くいきます。
1~3月生まれの「月齢の低い子」は幼さのあまり、保育士の補助が多くなります。
一番大変なのは8~12月生まれの「月齢が高くもなく低くも無い子」です。上手くできなくてもなかなか保育士の補助を受けられず、次第に「イヤ」「辛い」という感情が生まれます。(個人差あり!)
もちろん、一人ひとりに合った補助を保育士は行いますが、こういった環境の変化に戸惑い「保育園がイヤ!」という子どもも2歳の時期は多いのです。
担任の先生が怖い
保育士も2歳という時期は幼くもあり、自分のことは自分でさせていかないといけない時期ということは十分に承知しています。
それ故に、保育中にはっきりした声で注意をすることだってあります。
そういった保育士の姿を見て「怖い」という感情が生まれる子どもだっています。
直接注意されていなくても、誰かを注意している保育士を見て「怖い」と思う子どももいます。
これが年長児の場合だと「今は自分じゃない、○○君が注意されている」と、しっかりと判別が出来るので問題はありませんが、2歳という年齢では、その判別はまだできません。
「先生が怖いから保育園に行きたくない・・」という子どもは、…残念ながら克服に少し時間がかかるかもしれませんね。
④体調が良くない
この理由も結構あるあるです。
保育園に預けるお父さん、お母さんは朝はとても忙しいです。
子どもが「保育園イヤだ~!」と叫んでいても、1秒でも早く預けて仕事に向かいたいという気持ちが正直なところかもしれません。
忙しい現代人ではよくあることだと思います。

後ろ髪ひかれて仕事に行くママも、望んでそうしているわけではありません。守るべき社会の規律・時間と、母の役割と家事と炊事と園役員と…体が引き裂かれそうな激務を抱えているママたちに警告する旨ではなく、「そのパターンが多い」という状況説明であるとご理解くださいね。
そうなってしまうと、子どもの体調に目が行き届かなくなることもあります。専業主婦でさえ、子どものめまぐるしい体長変化に目が行き届かない時もあるため、忙しいパパママが見逃すこともあります。
朝に保育園が嫌で泣き叫ぶ子どもは体温も上がり、汗まみれになることもあるので、「まさか熱があったなんて・・・」ということも多いです。
理由が分からず「保育園がイヤ!」と言っている場合は、一度冷静になって体調面をしっかりと見てみましょう。
2歳の子どもに保育園を好きにさせる方法3つ!!
2歳の子どもが「保育園をイヤ!」という理由を知ると、「あぁ~2歳ながらに色々と悩み、考えているんだな~」と思わされます。なので、しっかりと対策を練り、子どものケアをしてあげる必要があります。
保育園を嫌がる2歳の子どもが保育園を好きになる方法、対策を3つ紹介します。
- スキンシップを多く持つ!
- 担任と親とのコミュニケーションを積極的に持つ!
- 思い切って保育園をお休みにする!
①子どもとの触れ合い(スキンシップ)を多く持つ
子育てにおいて基本中の基本ですが、近年は共働きの家庭が多く、仕事が終わり保育園から子どもを向かえ、就寝までがあっという間で、子どもと触れ合う時間が無いという家庭も多いです。
2歳という年齢はまだまだ幼く、お父さんとお母さんの愛情を常に欲しています。
その愛情を与えるためにはたくさん触れ合い、会話をし、向き合ってあげることです。
そうすることで子どもの欲求は満たされ、「母子分離が出来ない」という点は軽くクリアできるでしょう。
世のワンオペ育児のママに言わせると、「そんな時間ないわー!!!!」とパンクしてしまいそうですが、実はスキンシップは、時間のない忙しいママにこそおすすめの方法なんです。
一緒にいるとき、常に肌と肌を触れ合わせていればいいだけなんですもん。
ひざに乗せて寝かしつけたり、なんならおんぶ紐でおんぶして食事の支度をしたっていいんです。毎朝ギューッと抱きしめるだけで、いいんです。
スキンシップの恩恵は大きく、それだけで保育園嫌いが簡単に治ることもあります。
又、スキンシップをしっかりと図っていれば子どもの体調面にも目がいき届きます。抱きしめた時や触れ合った時などに、体温を感じたり、咳や鼻水、ちょっとした変化に気づくことが出来ます。
そうすることで「体調が悪くて嫌々している」という点もクリアできます。
基本中の基本、子どもとのスキンシップや触れ合いを是非、実践してみてください!

子供だけでなく、ママのほうが子供のぬくもりに癒されたりするんですよね^^
②担任保育士とコミュニケーションを図る
忙しいお父さん、お母さんは子どもを預ける時も迎える時も、なかなか保育士とコミュニケーションを取ることができません。
保育士にしても一人ひとりの保護者の対応をしなければなりませんので、ゆっくり話すということは難しいです。
しかし、連絡帳でやりとりしたり、送迎時には一言話すだけでも良いのです。
この姿を見た子どもは「先生とお母さんは仲が良いんだ」と思い、自然と保育園に行くことを嫌がらなくなるからです!
もし子どもが「先生が怖い」という理由で保育園を嫌がっているのであれば、お母さんと保育士の仲の良い姿はとても励みになるはずです。
又、保育士とコミュニケーションを取ることにより、園生活の中で何を苦手として、何に困っているのかも、ママが知ることができます。そこから家庭で練習できることも出てくるでしょう。
保育士とコミュニケーションを取ることに関係はないと思っている人もいますが、保護者と保育士のコミュニケーションは非常に大切なのです。
③思い切って休んでみる!
あまりにも子どもが保育園を嫌がるようであれば、1日ゆっくり休んでみるのも一つの方法です。
ただし、「1日だけ」という条件は必ずつけなければ、癖になってしまうのでそこは気をつけて下さい。「今日だけね!」と必ず伝えましょう。
ゆっくり休むことで子どもの気持ちだけでなく、お母さんの気持ちもリフレッシュできます。
お父さん、お母さんのストレスが子どもに伝わることもあるので、思い切って休んでみることもかなり有効なのです。
まとめ
2歳という年齢は幼さもありながら、「お兄ちゃん、お姉ちゃんの練習期間」という微妙な時期なので、ちょっとした変化にも敏感に反応してしまいます。
「保育園イヤ!」という言葉の裏にはその子なりのちゃんとした理由があるはずなので、そこから対応策を導くと良いでしょう。
「保育園イヤ!」という訴えを「子どものわがまま」と捉えずに、必要に応じて保育士との連携をとりながらしっかりとケアしてあげて下さい。
この記事はこの方に監修していただいております。
内容どうこうよりも、
【時間に縛られた雇用人であれば仕方がありませんよね。】とか
【専業主婦(いまいるのかしら?)でさえ、】とか、
なんか余計な一言が多いのが気になりました。。
まこさま、教えてくれてありがとうございます!ご指摘箇所の記述直しておきました。今後もよろしくお願いいたします!