我が子との会話が続かない時ってありませんか?
産んだのに。
誰よりも愛してるのに。会話なんてなくとも、心はつながっていると思っていたのに、会話がなくなると「母子関係これでいいのかな?」と不安になりますよね。
最近思春期に突入し始めた長男との会話の継続に難しさを感じた私は、忙しさの中しばらく長男をじーっくり観察して、
「ノリノリで話すとき」と
「じーっと黙っちゃうとき」の
違いを発見しました!
わかっちゃえば簡単なこと。本の1~2ヶ月で、長男は幼い頃のようにぺらぺらと軽快に母親に話してくれるように復活!
今回は備忘録…というか、再び母子の間に会話がなくなったときに取り出して見れる戒めとして、「子供と会話する方法」をまとめてみました!
SR
子供と会話する方法
- 話し終わるまでしっかりと聞く。
- 相づちや返事に工夫をする!
- 会話がない時間も大切に。
小学校の高学年くらいから、徐々に長男が気難しく黙りこくることがありました。
「まずい!このまま『会話ない母子』になってしまう!その前に、対策をとらねば!」とわたしは大慌て。
すぐさま長男の様子をじっくりと観察して、上記の3つのポイントを大切にするように意識してみました。すると効果大!小学校低学年の頃のように、すぐに母子の会話復活!
わかってしまえば簡単なことだったんです。
話し終わるまでしっかりと聞く。
忙しすぎる母
シングルマザーになって2児を育てる中で、私が絶対譲れないことが1つだけありました。
仕事を8:30~15:50と深夜に当て、残りの時間は家中の掃除と洗濯と布団干しと家事と、炊事…買い物とか習い事の送り迎えとか自治体の役員とかPTAの役員とか。
大人一人でコレだけ背負うって大変で、つまり何が言いたいかって言うと、私には常に時間が足りない!
常に時間に追われる母
わたしは常に焦っています。いつもせかせかしています。
そこに長男が帰ってきて…
1日あったことや色々を、母に話したいと口を開きます。が、子どもの話は長く終わりがなく…早く切り上げてしまうこともしばしば。
男の子供のオチのない話は長い
思えば幼稚園のころから、電車とか車の車種とか仮面ライダーとか正義の味方とか戦隊ヒーローとかデュエルマスターズとか妖怪ウォッチユーとかマイクラとか…。
全然意味がわからないことばかりを延々と話し続ける長男の話を、忙しさの中で聞いちゃいられないってときも多々あり。
「ちょ、結論は?」とか「で、何が言いたいの?」とか「つまり、要点は?」と、私は常に聞きたい。そして要点を聞いたら、それに対して返事をしたい。
けど、長男の話は、要点も結論もないんですよ。いわゆるオチがない話をするんですよね。
一方的なキャッチボール
長男との会話は、会話のキャッチボールというよりは、バッティングセンターでひたすら飛んでき続けるボールを受け止め続ける感じです。
忙しい時にそれをずーーーーーっと聞き続けるってけっこうな苦行なんです。
時間あるときは聞きますが。
例えば夕方16:30頃に幼稚園お迎え。17:00に長男をそろばんに。17:30次男をピアノに。隙間時間に買い物して、それぞれを慌てて迎えにいって、かえってスグにご飯を作り、食べさせながら洗い物と洗濯・アイロンしながら、子供らの学校書類に目を通して、風呂入れて夕飯の片づけして明日の予定確認して子供たちを寝かしつけて、子供たちが寝た後に仕事が詰まっている…
っていう日の夕方16:00頃に、上記の「オチのない話」が延々と続く場合。
子どもは大切で可愛いですが、ついつい「それで?」「だから?」と結論を求めちゃいます。
オチのない話のオチを引き出して、話を終わりにしようとしちゃう、心の狭い母なんですよ、わたしは。
SR
子供の話を聞くことの大切さ
ちなみに…たまに(家事を放棄して)長男のこうした話をずーっと聞いたりします。
時間に余裕があれば、長男の話を聞くことは全然苦行じゃない(忍耐力は必要だけど)。
勝手な話だけど、最近、長男が話してこなくなったな~と思うと、とても「長男のオチのない話」が恋しくなりました。
オチがなかろうと何だろうと、私はこのオチのない話を、時間束縛のない世界で延々と聞いていたい。
きっと長男は「話したいけど、ママ忙しそう」と遠慮しているか、ノリノリで気持ちよく話せる環境を、母が作れていないからだと感じました。
私がながーい長男のオチなしの話を聞くことで、母子関係が良好に行くのならば、家事後回しにしてでも聞く価値のある時間だと、気がついたんです。
SR
相づちや返事に工夫をする!
我が家の長男、けっこう話下手です。言葉の論理の組み立てがへたくそ…って感じなんですよ。
せっかく頭はいいのに、もったいないなぁ~って思うことしばしば。
に対して、次男はめっちゃ論理的に話すんです。同じ母が育ててるのに、この違いは?と思うほどに、言葉が達者で自分の気持ちを上手に言葉で表現できている。
更に長男の話を積極的に聞くようになって、あることに気がついたんです!
母の相づちの違い
それは母である私の、相づちの打ち方!
長男が幼いころから、私は相槌を打たずに、大人の会話みたいな長い返事を返していたんです。(思い返せば)
長い返事…といっても、したの例えみたいな感じね。
「ママ~黄色い花みつけた!」
「本とだ!かわいいね!これはね~タンポポって言うお花なんだよ!」
って感じです。長くねーじゃん?って思うでしょ?これ、母の返事としては長いんですよ。下手すると「タンポポはね、そのうちふわふわの綿毛になるんだよ~」とか付け加えちゃう。
これ、長いんですよ。母がながーいセリフで返事をしちゃうと、子どもは黙っちゃって、その後の会話につながらないんです。
言葉が上手な次男の例
続いて次男の例です。
「ママ~黄色いお花だよ!」
「黄色いお花だねぇ!」
はい終了!何でこんなに単的な返事かって言うと、次男が生まれてから常に時間に追われる状態になったから、単純に相づちも短くなっただけ。
でも結果的にコレがよかった。
母の返事が短いと、子供がその後に話したいことを続けられるんです。次男の場合は「なんて名前?」とか「黄色いお花もっとたくさんの公園行きたい!」とか「ママに上げる~!」とか。
それに対する相づちも、やっぱり短めのほうがおすすめ。「たんぽぽだよ」とか「いいよ!」とか「ありがとう!」とかね。
すると次男が更に返してくるんです。「たんぽぽ?」とか「三輪車で行く!」とか「もいっこあげる!」とかね。
これぞ母子の会話のキャッチボール!
この積み重ねのわずか2~3年の違いだけで、その後の国語力に兄弟差がものすごく出てしまったって気がついたんです!
長男への相づちを気をつけてみた
ってわけで、スグに実践!長男の声かけには、常に端的に返事をして、その後の長男からの更なる話を待つようにしてみました。
すると、下手なりにどんどん会話が出てくるように変化したんです!
(長男は12歳です。)
きっと長男にとっては、単的な返事のほうが、その後の話を続けやすいんだなって気がつきました。コレって我が家の長男だけじゃなく、多くの男の子に共通するんじゃないかなって思います。
女の子はまた違う成長具合かもしれませんね
SR
会話がない時間も大切に。
ここまで「最後まで話を聞く」と「相づちを端的にする」とかいてきたけど、更に長男を観察してて、気がついたことがありました。
それは、「この子、もともと寡黙な子だ。」ってこと。
元からおしゃべりが好きなタイプじゃない。よく考えると、私もそうだし。
長男は優しいから、私が離婚してからは気を使って手伝いや弟の面倒を見てくれ、会話も「聞き役」に回ってくれたりします。
小さいのに気苦労かけてごめんよTT
たまーに、私が話しかけても、ボーっとテレビ画面をみて、返事をしないこともあります。「ねぇ。聞いてる?」とか言わずに、そのまま観察してると、その「頭空っぽにしてる時間」がこの子にとって必要なんじゃないか?って思えてきたんですよ。
会話苦手な人間からすると、会話すること自体がストレスになりますよね。わしもそうだし、子供ならなおさら、周囲に合わせて会話をするって、大変なんじゃないかって思えてきたんです。
長男が話しかけてきたら、上述したように「短的な相づちで、最後までじーっくりと話を聞く」を心がけ、会話するのがつかれてそうだな…と感じた時には、とことん静かな環境にしてあげようって感じました。
親子の会話よりも、相手を思いやって静かにしている時間だって、十分母子の大切なコミュニケーションの時間ですよね。会話が減って焦ってたけど、「寡黙な我が子の静かにしていたい時間」も、大切にすることを忘れちゃいけなかったな、と反省。
まぁ、おしゃべり次男が常にしゃべり続けてるから、「静寂な時間」とか無理なんですけどねww
SR
まとめ
- 子供が会話力を取り戻す&会話力アップするための3つのおすすめ方法がある!
- 1.話し終わるまでじっくりと聞く!
- 2.相づちを端的に短くする!⇒次に子供が話しやすくなる!
- 3.寡黙なタイプの子供に会話を強要せずに、静かな時間も大切にする!
いやぁ、自分で書いてて耳が痛い。母として満足に相手してあげれてないなって反省がこみ上げてきます。完璧には行かないけど、愛情を手間隙をしっかりとかけて、健康に幸せに育ってくれたらと願い続けます。
最後まで読んでくれてありがとうございました。以下の記事もご覧くださいね。