小学2年生が必ずぶつかる壁…それは九九!
算数苦手な子は特に苦戦。
クリアするまで逃れられないイバラの道です。
少しでも我が子の負担を減らすために、九九を覚える手助けをしたいパパママに、おすすめ九九の覚え方を紹介いたします!
ちなみに学力世界一のフィンランドでは、九九を覚えず電卓を使うそうです^^;覚える必要ないって事?!!w
九九の覚え方・6選!
1.歌で覚える!
九九の歌…息子が小学2年生になってから初めて、そんなものの存在を知りましたよw
あったんですね、九九の歌。
九九って教室の壁にクリアできた段をチェックしていくなど、
得意な子が際立つ分野だったりしますよね。
「●●くん、1番だった」って子のママに聞いたら、
「九九の歌を幼稚園の時から車で流してたら、覚えてた」とのこと。
こりゃー楽でいいですな!次男の時やってみようかな笑!
九九のDVDもあります笑
「ドラえもんのを聞いてた」って子がちらほらいたのでこちらをおすすめ!
我が家はすでに 小2を過ぎてから存在を知ったので、間に合わなかったーTT
2.表を貼っておこう!
九九の表を貼っておくのが最強で最善の策だと思います。
九九の表を壁に貼って、子どもが毎日目にするようにしておく。
これだけで、覚える子は覚えます。
親も一緒に歌うように「シチイチが七、シチニ十四、シチサン二十一…」
と言ってみると、幼稚園児でも丸まる暗記できたりします。
覚えたところにシール貼ってあげると、尚のことやる気アップ!
うちは更に「シール10個でデュエルマスターズのパック1個買う」みたいな…
物で釣ったら瞬間的に覚えてしまった…いいけど(゚Д゚;)
やりなさい!とか「毎日1個覚えること!」などノルマにせずに、あくまでも「口ずさむ歌」的に取り入れるのがポイント。
九九の表・壁に貼っとくおすすめ品はコレ!
九九の表は、パッと見で見やすければOK。
常に時代に対応してくれるくもんの九九表が一番無難でいいかな~と思います。
リビング用、子ども部屋用のほかに、絶対におすすめしたいのが以下のもの!
お風呂も貼っとこう!
リビングにいると、ママは洗濯干したりアイロンかけたり忙しいですよね。
子どもとゆっくり向き合えるお風呂にも1枚、九九の表を貼っておくと、
そこでしっかりと一緒にくちずさむことができるからおすすめ!
お風呂の中でしっかりと読むために、子ども用のふりがな付がベターです!
同じ理由で、幼稚園や小学1年生の時はお風呂に「ひらがな表」「カタカナ表」小学3年生からは漢字表など、応用できます!
3.アプリがあるって知ってた?
最近の九九事情を聞いたら、アプリで覚える子も多いようです。
アプリだとゲーム感覚でクリアできちゃうし、何度も自分のペースで挑戦できるから、子どもも楽しめる仕様。
「なるべくスマホは見せたくない…」
ってママも、九九のときだけ解禁してあげると、
特別感に喜んで積極的に覚えてくれるかもしれませんね!
4.おすすめゲーム
めっちゃ九九を覚えるのが早かった子が、「4歳上のおねえちゃんとくくまるやった」
と話していたので、「くくまる」を探してみました!
くくまるとは、九九を覚えた上で計算しながらやるゲーム。
対象年齢は9歳からなので、どちらかというと九九を覚えた子ども向け。
なので、「学校で九九が始まったけど、途中で苦戦している!」って子におすすめです。
勉強は嫌いだけどゲームは好き。
ゲームに勝つために覚えてくれる負けず嫌いタイプなら、九九を覚えるいいきっかけになってくれるはず!
5.おもちゃで楽しく覚えよう!
こちらは一人で九九を覚えられるおもちゃ。
公文なので知育教材として販売されていますが、
もくもくと1人で九九に取り組んでくれる優れもの。
たまに「ママ~8×4はなんだっけ?」と聞いてきたりして、自然と覚えてくれるんです。
うちは小学3年生でこれをお下がりでもらって、
小学2年では役立たなかったのだけど、復習感覚でなんども楽しんでました!
九九を「勉強」と思わず、ゲームと思うことがポイントですね、やっぱり。
九九の教え方のポイント!
- プリントや問題はやめたほうがいい理由
- 覚えなくても死にはしない
- 小学校2年生は勉強よりも遊び優先!
プリントや問題はやめたほうがいい理由
九九をスグに覚えた子の中には、家でママが監修してる中で、
プリント学習しているケースもあります。
学校から帰ってスグに遊びに出て行っちゃう我が子を見ていると、
家で机に座ってもらって学習をできる家庭環境が想像すらできない…
できるママは素晴らしいと思います!
が、保護者会とかでたまーに学校に行くと、
ずーっと机に座っているだけのストレスは、大人でも大いに感じますよね。
小学2年生で、1日4~5時間も学校で座り続けているのだと思うと感心します。
学校でいやというほどやっている「机に向かう作業」を、
家でもやると九九のみならず勉強きらいにつながりかねません。
九九が人より遅くとも、他に得意なことがあれば十分!
家では遊び感覚や子どものリラックスや自信を優先させて、
勉強としての九九は学校にお任せしましょう!
覚えなくても死にはしない
覚えてないのうちだけ…何とか力になりたい…
九九が出来ることで、劣等感を感じずにすむはず。
そう思って、家でも一生懸命我が子に九九を覚えてもらおうと一生懸命のママもいますよね。
お気持ち、すごくよくわかります。
我が子を思うゆえの行動、素敵だと思います。
ただ、歌や水泳やサッカーなどと一緒で、勉強…特に算数や数学は、
生まれ持った素質が大きく関係する教科。
頭が悪いから、怠けているから九九が苦手なわけではなく、
そもそもその子の性質に合っていないからできないことが多いと思うんです。
苦手分野の「九九」で、学校でも「できなかった」。
家でも「九九がやっぱりできない」、では自信喪失になってしまうことが心配。
父として、母として、まず「九九できなくても自分に自信が持てること」を優先してあげたらいいかなーと思います。
私も2人を育てたのみ。2人の子育てからの経験談なので、あくまでも1人の意見とご了承ください。ただ、九九できなくても幸せそうに堂々としてる子もたくさんいて、自分に肯定的で自信があるからだなーと感じました。
九九を覚えることより、覚えてなくても自分に自信を持てる声がけが、
九九できなくて悩んでいるお子さんには何より嬉しいかと思います!
小学校2年生は勉強よりも遊び優先!
人生で大事なことは全て、砂場から学ぶって本を読んだことがあるんですが、
子どもって遊びから学ぶことの方がはるかに人生の核になるんですよね。
学校でいやというほどやる机上の勉強は、人生の1部分に過ぎない!
九九できなくとも笑い飛ばせる強い心と、
九九という机上の勉学以外の多くの学びで、
好奇心を存分に満たしてあげることが素敵だと思います!
九九を覚えなくても学力に関係なし!
学力で世界一のフィンランドでは、子どもたちは九九を覚えずに電卓を使うんですって。
授業コマ数も授業日数も少なく、子どもたちは学校を楽しいところとして考えているらしいです。
もちろん日本の小学校も楽しい!
我が子たちも喜んで通っています。
学校で「できないこと」って九九に限らずたくさんあると思うんです。
その「できないこと」一つ一つに「僕だけが出来ない…」と自信を失っていては、
この先の、親が支えられない長い人生で落ち込むことも多くなるでしょう。
8~9歳で大切なのは、九九が出来ることよりも「九九が出来なくても自分に自信が持てること」です!
九九が出来なくて悩んでいるお子さんには、ぜひ、「九九できなくても君は●●が得意で、すごいと思うよ!」と声をかけてみてください。
九九が出来なくとも、存在だけで親を幸せな気持ちにしてくれる子どもたち。
私たち親は、せめて強い心をつくるお手伝いが出来たらいいですよね。
まとめ
- 九九の歌で覚える!(車で適当ながし)
- 九九の表を貼っておき、出来たらシールなどで言葉遊びに取り入れてみる(幼稚園からでも可)
- お風呂でも九九の表を貼って、会話の中に取り入れる(ふりがなつきがおすすめ!)
- 九九のアプリがあるので、ゲーム感覚で取り入れてもGOOD
- 「くくまる」というゲームもあるけど、対象年齢は9歳~なので、復習がてら^^
- くもんの九九の「サイコロかけざんランド」だと、1人で遊び感覚で覚えてくれたりするけど、こっちも対象年齢が9歳~なので、復習をかねて!
小2はまだまだ遊びの比重が大きい時期です。
九九は、最悪小学6年生までに覚えてくれたら…
くらいの気持ちで(我が子は小6でもミスしてたりするけど笑)
遊び感覚で楽しく覚えられたらいいですね!
うがったことを数々いってきましたが、わたしも「九九できなくて大丈夫かな?」「うちだけ一番遅いんじゃw」と悩んだ時期もありました。
「勉強教えてあげる!」というとぴゅーっと逃げ出す我が子でも、
スマホを使える機会や、ゲームならば喜んでやってくれたので、
自信を育てると同時に、ぜひ取り組んでみてください!
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