小学校1年生で漢字がキライな子のための「あっという間に覚える」スゴ技練習法

46年間、小学生の勉強を見続けたベテラン塾講師(わたしのじーじ)による、

「小学校1年生で漢字がキライな子どものための【漢字を覚える必殺技】」がすごすぎたので、皆様にも共有いたします。

小学1年生から12年間、子どもは漢字の勉強をやり続け、テストで実力をみられ続けますよね。漢字の苦手はずーーーーっとひきずるので、小学校低学年のうちに「得意分野」とすることで、学校生活がとても楽しいものとなります。

以下に「小学校1年生で漢字がキライな子のための「漢字をあっという間に覚える」スゴ技」をお伝えしていきます。

蓮

漢字キライでゲーム好きな、うちの次男もゆるゆると楽しんで漢字に取り組むようになってきました^^

>>小学生高学年から、苦手な漢字を覚える方法はこちらの記事をご覧ください。

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子供の漢字力を伸ばす4つの方法【小学1~2年生向け】

  1. きっかけはゲーム!
  2. うんこドリルで(笑)
  3. 漢検にトライ
  4. 習字で部首をおさらい

きっかけはゲーム!

我が家の次男はポケモンのゲームが大好きです。そこでポケモン大辞典という本を買ったら、毎日毎日かじりつくように眺めるようになりました。

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漢字得意にするための第一歩は、「子どもが好きな本を一緒に見る」ことからスタート。絵本や国語の教科書のような話じゃなくてもOKです。

  • 漢字が書いてある本
  • 子どもが夢中になってみる本

親子で一緒に本を読みながら、「手足って漢字は書ける?」とか「読める?」とか、すき間に漢字に目を向けさせます。

うんこドリルで(笑)

漢字の勉強!というと、なかなか腰の重い次男だけど、うんこドリルはヒットしました(笑)ゲームの攻略本とかに出てくる範囲の漢字練習をやるのだけど、コツがあります。

漢字ドリルをやるときの注意点
  • 子どもの好きな場所で(床とかで寝ながらでもOK)
  • うんこドリルのダジャレとかを一緒に笑う

    大事なのは「ママ(パパ)も一緒に楽しむこと」で、子どもにとって「一人でやるつまらない勉強」ではなく、親との楽しい時間にすることです。

    漢検にトライ

    さて、ここからが本番ですが…小学1年生の子どもに漢字の練習を真剣にしてもらうために、親子でそれぞれに「漢字検定試験」を受けることをおすすめいたします。

    今の子どもたちって、習い事も多いし勉強も詰め込み教育に戻ってきているし、大変そうじゃないですか?親から子どもに「やれやれ」と言い続けては、子どもたちは疲れ切ってしまいます。

    そこで効果的なのが「親も一緒に頑張ってやること」です。

    親も、自分のレベルにあった漢字検定試験を受けましょう。そして、親子同日に漢検を受けて、結果を見せ合います。

    蓮

    子どものタイプによっては競い合うのもいいですね。

    やる気を出すきっかけになるかもしれないし。

    もしくは、ママの点数を目標にしてくれるかもしれません。親よりも子どもが高い点数だったら(難易度は違うけど)、そこをほめてあげると子どもの自信につながります。

    漢字検定試験情報。

    漢検は、1年に3回あります。2月、6月、10月にあり、1か月前までに申し込みが必要です。詳しくは「漢検公式サイト」をご覧ください。

    蓮

    アラフォーママは3級~準2級で、1年生次男は10級です。

    習字で部首をおさらい

    さいごに、子どもが漢字を覚えるためにおすすめなのが「習字を習うこと」です。

    習字では、丁寧に1文字1文字を書き上げていくため、部首はもちろん、漢字全体のバランスを覚えてくれます。書き順も覚えたらきれいな字が書けるようになりますよ。

    習字教室は学校のすぐそばにあり、帰りがけに寄ってこられるところがいいですね。

    学友もたくさん通っているところだと、お子さんも楽しく通ってくれると思います。

    小学1年生が漢字を覚える練習法【まとめ】

    1. きっかけは子どもが好きなゲームなどの解説書とか攻略本
    2. 漢字の練習はうんこドリルで親子一緒に楽しくやる
    3. 年に3回の漢字検定試験を(最初は1回からでもOK)、親子で受講してお互いにライバルや仲間となる
    4. 大切なのは「親も一緒に漢字を勉強する」こと
    5. 「できないことを指摘」ではなく「できることをほめる」

    さいごに

    幼稚園や保育園から小学校に上がったばかりの1年生。

    1日に5時間も机に座って勉強。

    勉強は、はっきりいって学校だけ十分です。

    家に帰ってからまでも、机にしばることのないよう、まずは注意しましょう。

    そして親が「一緒に攻略本を見る」とか「うんこドリルをやる」「一緒に漢検を受ける」ことで、

    漢字を覚えることを「楽しいこと」とイメージしてもらうんです。

    親はしんどいと思うかもしれませんが…

    一緒に自転車の練習をしたり、公園に行ったりするのと同じで、漢字においても子どもと関わり続けることが大事なポイントです。

    多くの先輩ママたちからさんざん聞かされてうんざりしてきた言葉ですが…私も言わせてもらいます。

    子どもと関われる時間はあっという間に過ぎてしまう、と。

    今、面倒でも子どもとじっくりかかわり続ける価値は、大いにあります。

    漢字ができると学校生活で、一つの大きな自信を手に入れることができ、お子さん自身も生きやすくなると思います。

    楽しみながら親子で漢字の練習、よかったら試してみてください。

    また、小学5~6年で漢字が苦手なお子さんに、漢字をすらすら覚えてもらうスゴ技の記事もご覧ください。

    さいごまで見てくれてありがとうございました。