「赤ちゃんの泣いている理由がわからない」
「赤ちゃんが一度泣き出したら、泣きやまない」
という悩みを抱えているママは多いですよね。
オムツやミルクによる泣きでもない…病気でもない…眠いわけでもなさそう…?
いつの時代も泣きやまない赤ちゃんに必死で対応する大人は大変です。
赤ちゃんをなんとか泣き止ませたいって思うママたちが、歴代で考え出してきた必勝の「赤ちゃんの泣きやませ方法」というものがあるので、今回紹介していきたいと思います。
赤ちゃんを泣き止ませるポイント
泣いている理由が分からない赤ちゃんを泣き止ませるには、2つのポイントがあります。
- 赤ちゃんの興味を引く
- 脳に訴える
赤ちゃんを泣き止ませたい時は、これら2つのポイントを頭に入れて行っていきましょう。
でも、「赤ちゃんの脳に訴える」って一体何をすればいいの??と思いますよね。
そこで具体的な方法で紹介いたします!
「赤ちゃんの泣きやむ音楽」や、「ビニールの音」によって赤ちゃんを泣き止ませる!
です!いかがでしょうか?聞いたことあるでしょう??
そうなんです、昔からスーパーとかのビニール袋をがさがさすると、赤ちゃんがぴたりと泣きやむと口コミで大好評!
これぞ、赤ちゃんの興味を引いて、赤ちゃんの脳に訴える泣き止ませ方法なのです!
私ももちろん実践済み!!長男も次男もばりばり効きましたよ!
ではなぜこういった「音」で赤ちゃんが泣きやむのでしょうか?
それを知るためにまず、赤ちゃんが泣く理由からみていきましょう!スポンサーリンク
赤ちゃんが泣くのには、ちゃんとした理由がある
子育てをしている中で、赤ちゃんが「何で泣いているの?」と分からない場面がありますよね。
赤ちゃんは言葉を発する事は出来ないからこそ、「泣く」行為で何かを伝えています。
- 生理的欲求…お腹がすいた、眠いなど。
- 心理的欲求…抱っこしてほしい、かまってほしいなど。
- ストレス発散…大人も大声で叫ぶとすっきりするような感じ。
ビニール音や音楽で赤ちゃんの脳に訴え興味を引く泣き止ませ方は、上で言う「心理的欲求」と「ストレス発散」に効果があります!
生理的欲求
赤ちゃんは「お腹が空いた」「眠りたい」という欲求を言葉で伝えることが出来ません。
言葉で伝えることが出来ない変わりに、「泣き」で伝えるのです。
そういった場合の泣きであれば、その欲求を満たせば言いだけの話。
お腹が空いているのであれば離乳食やミルクを与えれば落ち着くでしょう。
他にも「オムツを変えて欲しい」という生理的欲求もあります。
赤ちゃんが泣いている時間帯を見て「ご飯の時間かな?オムツかな?」と対応すると、スグに泣き止むことも多々あります。
心理的欲求
急に泣き出す赤ちゃん。
時計を見ても「ご飯の時間にはまだ早い」「オムツも濡れていない」という場合がありますよね。
泣いた赤ちゃんにおっぱいを与えても吸い付かない、そして泣き止まない。
そんな時に多いのは、「抱っこして欲しい」という心理的欲求を表しているとき。
「大きな声で泣けば誰かが来てくれる」という心理的欲求が、大きく作用しているんです。
赤ちゃんが求めている欲求を満たしてあげることは、絶対的に重要なことです。
赤ちゃんが泣いていたら抱っこしてあげる、遊び相手にあってあげる。
これが赤ちゃんと大人とのコミュニケーションの一つにもなるので、この欲求を満たすことはとても大切。
しかし現実はそうはいきませんよね。
特に働くママさんほど、日々の仕事と家事と育児に忙殺されていて、赤ちゃんの「かまって」欲求に順次対応できるとは限りません。
「今手が離せない~」ということも多々あるけど、赤ちゃんはかまわず泣き続けるから、心身ともに疲れてしまいますよね。
できる限りは赤ちゃんの欲求を満たすことをしつつも、かまうための十分な時間が持てない方は、
下のほうに書いた「対処法」を参考にしてください!!
\赤ちゃんの写真でスマホがいっぱい…早めにプリントしましょう/
ストレス発散
赤ちゃんの泣きには「生理的欲求」や「心理的欲求」以外にも、「ストレス発散」での泣きというのがあります。
大人でも海辺で大きな声で叫んだりすることで、ストレス発散に繋がることがありますよね。原理はそれとほぼ一緒。
赤ちゃんも大声で叫ぶことで、日頃のストレスを発散するってことがあるんですよ。
しかし、この「ストレス発散の泣き」が世のママさん達を悩ませる根源。
生理的欲求や心理的欲求なら満たしてあげれば、それだけで泣きはおさまります。
しかし、ストレス発散の泣きは、はっきりいって対処法なし。
理性の効く大人であればいくらストレスが溜まっていても、人前で叫ぶことはありません。
が、お酒を飲んで理性が効かなく、暴れる人をおさめるのは大変でしょう?
ストレスで泣き続ける赤ちゃんを収めるのも、同じくらい大変ってことです。
ここからは、赤ちゃんのそういった泣きをおさめるための必殺技として、ビニール音が有効だということや、様々な効果音を紹介します。
赤ちゃんの泣きにはビニールの音が最強?!!
赤ちゃんを泣きやませるのにビニール音って…「何か嘘っぽい!」「子育てはそんなに簡単じゃないよ!」と思うかもしれません。
赤ちゃんのストレスでの泣きや、大人の気を引きたいという泣きの対応には、本当に「ビニールの音」は有効なんですよ!
その理由は以下の通り!
- 赤ちゃんは胎児の時から「音」を耳にしている
- ビニールの「ガシャガシャ」という音が、胎内の音に似ている
赤ちゃんは胎児の時から「音」を耳にしている
お母さんの胎内は様々な音が流れています。
「血管が動く音」「骨や筋肉が動く音」「お母さんの声や、外から聞こえてくる声」など。
赤ちゃんは胎内にいる時から、様々な音と触れ合っているんです。
胎児は約16週頃からは、音の認識ができるようになってくるので、自然と「音」に対する興味関心が養われていくのです。
赤ちゃんによっては好きな音・嫌いな音という個人差がありますが、「ビニール音」というのは、ほとんどの赤ちゃんに馴染みのある音なのです。
「カシャカシャ」という音が、胎内の音に似ている
ビニールが擦れる時に発する音は「カシャカシャ」という、高い音ですよね。
このビニール音は、お母さんの胎内で聞こえる「血管を流れる血流の音」に似ていると言われています。
胎児の時に聞き覚えのある音、懐かしい音ということから、赤ちゃんを泣き止ます音として「ビニール音」は最強だと言われているのです。
「”ふるさと”を聴くと、何だか落ち着く。懐かしい気持ちになる。」
という経験はありませんか?!!
赤ちゃんや乳児にもビニール音に対して同じような感覚があるのです。
ビニール音以外に、有効な音や音楽とは?!!
ビニール音はこうしたことから、赤ちゃんを泣きやませる即効性のある方法として親しまれています。
しかし「赤ちゃんが泣けば、ビニールを与えて音を聴かせておけば良い!」
という訳ではありません。
「ビニール」という素材には「誤飲」や「窒息」といった危険性も伴います。
もちろん音を聞かせるだけで、赤ちゃんに持たせるわけでもないのだけど…赤ちゃんの周りに不安なものを置きたくないママも大勢いますよね。
そこでビニール音以外にも、赤ちゃんの泣きに有効な音や、音楽を紹介します。
- ホワイトノイズ
- 水の流れる音や、掃除機などの音
- ふかふかかふかのうた
ホワイトノイズ
「ホワイトノイズ」と言われてもピンと来る人も少ないでしょう。
簡単に言うと「ホワイトノイズとは、胎内で聞こえていた心臓音」です。
やはり、赤ちゃんはお母さんのお腹の中で聞いていた音が大好き。
テレビで流れるノイズ音や、ドライヤーの音、寝かしつけの時にお母さんが口にする「シー」という音が、私たちの日常の中にある「ホワイトノイズ」と呼ばれています。
この音を聴くだけで、自然と懐かしい気持ちになり、赤ちゃんは落ち着くのです。
ふかふかかふかのうた
「ふかふかかふかのうた」とは、2013年頃に話題になった赤ちゃん向けの音楽です。(ふかふかの「かふか」ってキャラの歌ね笑)
お菓子メーカー「LOTTE]のプロモーション動画で、YouTubeなどで聴くことができます。
実際に私の子どもが1歳前後の頃にも活用させて頂き、効果の高さを実感させられました(笑)
口ずさみたくなる音楽もそうですが、動画に出てくる「カフカくん」というゆるキャラに、目を引かれる赤ちゃんも多いです。
この動画はなんと、「カンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバル」という、世界最大級の国際広告賞で、銀賞を受賞!!
「ふかふかかふかのうた」は、赤ちゃんが泣きやむ音楽動画として、「世界」が認めているってことです。
\赤ちゃんの写真…データよりもプリントアウトで楽しむべき!/
さいごに
ビニール音に限らず、赤ちゃんが落ち着く、興味を引く音というのは、胎内で聞き覚えのある音だったり、懐かしい音が多いんですよね。
ビニールを使用するときには、「誤飲」や「窒息」に十分注意をして、赤ちゃんの手に届かないところで、音だけ聞かせるようにしてくださいね。
又、ビニール音以外にも、赤ちゃんの泣きをとめるために有効な音というのは、スマホのアプリやYouTubeなどから気軽に使用することが出来ます。
「子育てにスマホなどは使わない方が良いんじゃない?!!」という考え方もありますが、スマホの普及や、動画が気軽に視聴できる時代だからこその、子育てのやり方もあります。
おじいちゃんおばあちゃんの手が借りられないご家庭では、活用していいと思いますよ。
「赤ちゃんが落ち着く」という点を重視して、デジタル玩具を活用することもご検討ください。
この記事はこの方に監修していただいております。