クリスマスカロル(ディケンズ)感想・考察
「生きる意味がわからない」という人におすすめ。
私にとってクリスマスストーリーと言えばコレ。
ディケンズのクリスマスカロルを読むと、「年取ってからも人生は大きく逆転できる!」と希望が持てるんです。
若い頃の話しとか読んでも、「昔はよかったなぁ」と思うばかりですが、クリスマスカロルは死にかけの年代のおじいちゃんが主人公なので、読む人だれもが「これから」をイメージできるんです。
ちなみにクリスマスカロルの翻訳者は村岡花子さんです。
山梨県の偉人、山岡花子さんは「花子とアン」でNHKの連続ドラマでも大人気でしたね。(→ドラマを観たい方はこちら)
薄い本なので、あっという間に読めてしまいますが、人勢全ての重さがぎっしりと詰まっています。
私は主人公のスクルージみたいな老人は大好きですが、
スクルージを取り巻くすべての人も、
「自分の周囲にもいそうだな」と思えるくらい人間味があふれていて素敵なんです。
自分ももしかすると、周囲にいる人たちの善意を無視し続けているのかもな?
なんて反省して、自分自身の生き方を振り返られる。
薄い本の隅から隅まで、無駄な文言は一切なく、全ての言葉が宝物のように価値のある、貴重なストーリーです。
何度も何度も読み返してしまうのは、きっとまだまだ自分に足りないものがたくさんあるんだろうな~なんて考えています。
キンドルの方は翻訳者が花子さんではないです。


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