寒い季節になると、フワフワのもこもこのブーツが、足元を温めてくれますよね。
見た目もかわいくじんわりと温もるブーツは、冬の必需品です。
オシャレでかわいいブーツに1日足を守ってもらい、家に帰ってふと、思いませんか?
そう、ブーツから足をそっと抜いた瞬間…。
ブーツ臭!って。
ブーツ、臭いですよね。かわいいのに。温かいのに。愛着あるのに、奴はめちゃめちゃ臭い!
そんなわけで今回は、臭いブーツを清潔に保つために、自宅でできるブーツの洗い方をお伝えしていきます。
以下をよんでムートン・スウェード・皮や布のブーツを、きれいに臭わないようにしちゃいましょう!
ちなみにわたしは1シーズンのうち、数回自宅洗いをすれども、最後は必ずクリーニング店にお任せします。
ブーツを洗わないとどれだけ汚い?
ブーツって洗わないと、とても汚いんですよ。
足裏には背中と比べて5~10倍もの汗線があり、一日で汗をかく量はコップ1杯!
だから長時間ブーツを履くと中の温度が上昇し、冬場に1時間履いただけでもブーツ内は32℃以上に!
寒いからと言ってブーツを履いても、その中は真夏状態で雑菌大喜びの不潔な環境。
可愛らしく見えるブーツも、たった1日はきっぱなしで臭い・汚いブーツへと変身してしまうのです。
「靴やブーツを長時間履くと、靴の中の温度・湿度が上がって細菌が増殖しやすい環境になります。当社の実験の結果、冬場にブーツを1時間履いた時、靴内の温度は32℃以上、湿度は85%以上にもなることがわかりました。これを不快指数に換算すると80―85となります。ブーツの中は、秋・冬でも『真夏並みの環境』なのです」(山岸さん)
引用元:exiteニュース
聞けば聞くほど汚いでしょう笑。でも大丈夫!とっておきの解決策がありますから!
ブーツを洗う頻度
ブーツの中の雑菌君たちのことを考えると、毎日でも洗いたいくらいですが、それは時間的に難しい。
ならば、最低限どのくらいの頻度で洗うべきか?を考えてみました。
クリーニング屋さんに聞くと、ブーツを洗う頻度は、大体月に1度くらい。とのことでした。
ムートンブーツやスウェード、皮ブーツは洗うことで痛みも蓄積します。
なので洗うのは月に1度くらいでいいと思います。
しかし布製ブーツはもうちょっと洗う頻度を上げても良さそうですよね。
洗い方もグッと楽だし、衛生度を保てます。
合皮や皮ブーツは、洗わないまでも殺菌スプレーして布で拭くだけでも殺菌効果があります。
靴を洗う意義
- 「帽子をきちんとかぶらず、靴の手入れが行き届いていないのは、ずぼらな思考の表われである。」レイ・クロック(マクドナルド創業者)
- 「その人が履いている靴は、その人の人格そのものを表すものである」イタリアのことわざ
靴のきれいさは心のきれいさに比例すると、言われます。
そして安い靴であっても、きれいに手入れされた靴を履いていると、その靴はきっと、あなたを幸せな場所へ連れて行ってくれるとも。
ブーツ洗うの面倒くさいとか、使い古して洗いもしない靴が「足に馴染むから」などといわずに、体全体を支え続けてくれる靴を、まずはキレイにしましょう!
ブーツを清潔にする方法
ブーツが汚れた時は、ブーツを丸洗いすればいいんです!
かんたんなことです。
でも丸洗いすればいいじゃん!と言うのは簡単ですが…。
どうやって洗えばいいの!?と思いますよね。
そこで今回は、色々なブーツの洗い方についてご紹介いたします。
以下に
- ムートンブーツ
- スウェードブーツ
- 皮ブーツ
- 合皮ブーツ
- 布ブーツ
の洗い方を紹介していくので、ご自宅でぜひチャレンジしてみてください!
「いやいや、素材が痛んじゃったらこわいし」って方は、下のほうにブーツを洗ってくれるクリーニング店の紹介も載せて見たので、参考にしてくださいね。
⇒「ブーツを洗ってくれるクリーニング店」へページ内ジャンプ!
コレでこの冬、私たちは清潔な足元をキープすることができます!
ムートンブーツの洗い方
- 中性洗剤
※アクロンやエマールなどのおしゃれ着洗いの洗剤のことです。 - 柔軟剤
- 大きなバケツや洗面器、洗濯桶
※外を歩くブーツなので、汚いもの洗っても良いものを用意しましょう。 - ブラシ
※硬すぎない靴磨き用の馬毛ブラシがおすすめです。 - 大判バスタオル
※洗ったブーツを拭きますが、捨てても良いタオルが良いでしょう。 - 新聞紙やペーパータオル、ハンドタオルなど
- 大きなバケツや洗面器に洗浄液を作ります。
濃度が濃すぎると原液がブーツに付着した際、色むらが出来る場合があります。
洗剤量は適量で、良く混ぜ合わせてからブーツを入れましょう! - ムートンブーツを、洗浄液に良く浸します。
- ブラシを使って洗います。
なるべく一方方向に、毛並みを整えるようにしてブラッシングしていくのがポイントです。 - 汚れが落ちたら、泡がなくなるまで良く濯ぎましょう。
洗剤成分が残っていると色むらになるので、注意しましょう。 - 濯ぎの最後に、薄く柔軟剤を入れた溶液に浸して仕上げとします。
- ムートンブーツの水分を取り除き、大判バスタオルで包み込み水気を取りましょう。
ムートンブーツはかなりの水分があり、中々取りきることが難しいです。
クリーニングや専門店だと靴専用の洗濯機の脱水を使う場合もあるようですが、自宅ではあまりおすすめできません。 - 新聞紙やペーパータオル、ハンドタオルなどを足を入れる部分に詰めて形を整えて乾かしましょう。
風通しが良く、日陰で干すのをおすすめします。
かなり水分が含まれているので、完全に乾くまで2~3日かかることでしょう。
早く乾かしたいからと言って、ドライヤーや乾燥機を使ってしまうと、熱が当たり過ぎた場所が硬くなってしまうこともあります!
ドライヤーは絶対に使わないでくださいね。
ブーツの洗い方手順を紹介しておいてなんですが、ムートンブーツを自宅で洗うと、乾くのに時間がめっちゃかかるので、あまりおすすめできません。
ただ、1ヶ月くらい何もしないではき続けた(汚い)ブーツを洗った時にものすごく水が汚れて、「キレイにした!」というやりがいはありましたよ!
スウェードブーツの洗い方
- シャンプー
- リンス
- スポンジか布
- 大きなバケツや洗面器、洗濯桶
※外を歩くブーツなので、汚いもの洗っても良いものを用意しましょう。 - ブラシ
※専用ブラシがあれば一番良いですが、歯ブラシでも大丈夫です。 - 大判バスタオル
※洗ったブーツを拭きますが、捨てても良いタオルが良いでしょう。 - 新聞紙やペーパータオル、ハンドタオルなど
スウェードブーツを洗う時は、ムートンブーツみたいに中性洗剤を使わないのでご注意を!
- ブラシを使って簡単に表面の汚れを掻きだしましょう。
※洗浄液に浸す前に表面の汚れを落とすことで、意外にも目立つ汚れがすべて取れる場合もあります。 - 大きなバケツや洗面器に洗浄液を作ります。
※ぬるめ湯を張って、シャンプーを数プッシュして混ぜます。 - スウェードブーツを、洗浄液に良く浸します。
- ブラシかスポンジを使ってやさしくこすって汚れを落としましょう。
※靴の中にタオルを入れておくと、水が入りにくくなり早く乾かすことができます。 - 汚れが落ちたら、泡がなくなるまで良く濯ぎましょう。
- 良く濯いだら、表面の毛並みをスポンジで整えます。
- 大きなバケツや洗面器に水を張ってリンスを数プッシュして混ぜ、リンス液を作ります。
- ブーツを軽く浸して、リンス液を含ませます。
- スウェードブーツの水分を取り除き、大判バスタオルで包み込んで水気を取りましょう。
- 新聞紙やペーパータオル、ハンドタオルなどを足を入れる部分に詰めて形を整えて乾かしましょう。
※風通しが良く、日陰で干すのをおすすめします。
シャンプーリンスの種類は特に問わないけど、子供用無添加とかの方が、なんとなく良さそうですよね。
4番の、あらかじめ靴の中にタオルを入れてから洗う方法をおすすめします!
中がべちょべちょにならずにすむんですよ。
皮のブーツの洗い方は?
- 中性洗剤
※アクロンやエマールなどのおしゃれ着洗いの洗剤のこと - やわらかめのスポンジ
- 大きなバケツや洗面器、洗濯桶
※外を歩くブーツなので、汚いもの洗っても良いものを用意しましょう。 - 歯ブラシか綿棒
- 新聞紙やペーパータオル、ハンドタオルなど
- 靴底の砂や石を取り除きます。中敷きも取りましょう。
- 大きなバケツや洗面器に洗浄液を作ります。
- 革ブーツを、洗浄液に良く浸します。
- やわらかめのスポンジで汚れのあるところをやさしく洗いましょう。
- 全体の汚れが落ちたら、歯ブラシや綿棒などで細かいところの汚れも取ります。
- 汚れが落ちたら、泡がなくなるまで良く濯ぎましょう。
- 新聞紙やペーパータオル、ハンドタオルなどを足を入れる部分に詰めて形を整えて乾かしましょう。
※風通しが良く、日陰で干すのをおすすめします。 - 乾いたら、抗菌作用のあるスプレーや保護クリームなどを塗りましょう。
靴底のすきまとかに、石や砂を取り除くことが、意外と大切。
皮のブーツって、意外と挟まってるんですよね。
まめに殺菌シートで拭くだけでも効果ありますよ。
スウェードやムートンよりは手間要らずですよね。
合皮ブーツの洗い方は皮とは違う?
洗い方は、基本的に皮のブーツと同じです!
合皮ブーツは水に強いため、皮ブーツに比べると水で洗うことに向いています。
そのため、洗濯機で2分程度であれば脱水することが可能です。
しかし洗濯機での脱水のし過ぎも、型崩れの原因となるのでご注意くださいね!
布ブーツの洗い方
- ブラシまたは歯ブラシ
- 中性洗剤か石鹸
※おすすめはウタマロ石鹸です! - 大きなバケツや洗面器、洗濯桶
※外を歩くブーツなので、汚いもの洗っても良いものを用意しましょう。 - 大判バスタオル
※洗ったブーツを拭きますが、捨てても良いタオルが良いでしょう。 - 新聞紙やペーパータオル、ハンドタオルなど
- 靴ひもや中敷きがあれば外します。
※靴ひもや中敷きも、一緒に洗うと良いでしょう。 - 布ブーツを、よく水またはぬるま湯に浸します。
- 洗剤とブラシを使って、洗いましょう。
※中性洗剤であれば、洗浄液を作って洗うことをおすすめします。また歯ブラシを使うと細かい部分汚れを落とすことができますよ! - 汚れが落ちたら、泡がなくなるまで良く濯ぎましょう。
- 布ブーツの水分を取り除き、大判バスタオルで包み込んで水気を取りましょう。
- 新聞紙やペーパータオル、ハンドタオルなどを足を入れる部分に詰めて形を整えて乾かしましょう。
※風通しが良く、日陰で干すのをおすすめします。
洋服に近い布製品のブーツは、一番洗いやすいですよね。
私は洗い安さから、布製のブーツをわざわざ選ぶようになっちゃったほどです。
皮とかスウェードとか怖くてビクビク洗っちゃうけど、勝手知ったる布性ならば、いつもどおりの洗濯手順でOKです。
また、漂白したい箇所をこするだけでするする落ちる「ウタマロ石鹸」は、主婦の必需品!
その辺の薬局でも必ず売ってるはずですが、こちらからでもOK!
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ブーツはクリーニングに出せる?
ブーツをご自宅で洗うことが難しい方でも、クリーニングに出せますよ!
値段の相場は、1足あたり大体5,000円くらいです。
ちょい高いので、1~2ヶ月に1度、クリーニングで、ほかは自宅で手洗いなど、使い分けるといいでしょう。
そんなブーツを洗ってもらえるクリーニング店をご紹介いたします。
今からでもまだ間に合うので、今年はキレイなブーツでおしゃれを楽しみましょう。
リアット
- 料金:3,780円~
※革製品以外・プラス1,080円~、防水加工・プラス540円~などプラス料金で受けられるサービスがあります。 - 店舗:東京近郊は充実しているのはもちろんですが、全国のイオン系列のお店にある場合が多いです。店舗検索できるように、公式ホームページを載せておきますね!
⇒リアットの店舗検索の公式ホームページ - 宅配サービス:全国から配送可能なので、お近くに店舗がなくても利用できますよ。
料金は、一律4,960円+送料(お住まいの地域によって変わります)です。
宅配サービスの詳細について、公式ホームページを載せておきますね!
⇒リアットの宅配サービス公式ホームページ
靴専科
- 料金
:【スタンダードコース(超音波洗浄)】ショートブーツ・2,800円、ロングブーツ・3,800円
:【デリケートコース(手洗い洗浄)】ショートブーツ・4,500円、ロングブーツ・5,400円 - 店舗:東京近郊は充実しています。店舗検索できるように、公式ホームページを載せておきますね!
靴専科の店舗検索公式ホームページ - 宅配サービス:全国から配送可能なので、お近くに店舗がなくても利用できますよ。
宅配サービスの料金は、上記料金にプラスして、送料と代引手数料がかかります。
宅配サービスの詳細について、公式ホームページを載せておきますね!
靴専科の宅配サービス公式ホームページ
リネット
- 料金
:【スタンダードコース(初心者におすすめ)】1足・6,980円、2足パック・1足6,480円、3足パック・1足5,980円、4足パック以降・1足4,980円
:【ライトコース(スタンダードコースをやり、1~3ヶ月毎のメンテナンスにおすすめ)】1足・3,980円、2足パック・1足3,480円、3足パック・1足2,980円、4足パック以降・1足2,480円 - 店舗:宅配クリーニング専門店なのでありません。
- 宅配サービス:全国から配送可能なので、お近くに店舗がなくても利用できますよ。
宅配サービスの料金は、上記料金にプラスして送料がかかる場合があります。 - 送料
:クリーニング料金が、税抜3,000円以上(北海道・沖縄は税抜4,000円以上)で往復送料無料
:クリーニング料金が、税抜3,000円未満(北海道・沖縄は税抜4,000円未満)だと1個口あたり980円(北海道・沖縄は1,960円)
※個口が分かれてしまうと、パック料金も適用にならず送料も別々にかかってしまいます。なるべく大きな箱で、1個口にまとめて発送すると安く済みますよ!
宅配サービスの詳細について、公式ホームページを載せておきますね! - 公式サイト:靴のクリーニング・丸洗いなら「くつリネット」
さいごに
靴は履く人の内面を表す、とも言われています。
靴洗いはとってもしんどいのですが、面倒くさがらずにきれいをキープしましょう!
苦労して洗いあげた靴は、きっとあなたを幸せな場所へと連れて行ってくれるでしょう。
以下の記事もご覧ください。
参照元サイト
:https://yourmystar.jp/relivers/
:https://www.o-sentaku.net/mouton_wash/
:https://jury-mode-beaute.com/bu-tugouhi/
:https://cojicaji.jp/laundry/how-to-wash/1163