「ダウン症の子どもにも使いやすいランドセル」というニュースで紹介された「ことゆくラック」というランドセルですが、実は特別支援級の子ども対象というわけではなく、「子どもなら誰でも使いやすい」設計になっています。
毎日使うランドセルも多様化が進み、自分の好むランドセルを選べる時代になってきたということです。
今回は澤田屋ランドセルが開発した「ことゆくラック」について紹介いたしますね。
特別支援級の子どもが使いやすいランドセル
「ことゆくラック」は特に特別支援級やダウン症の子ども向けのランドセル、と言うわけではありません。けれども、支援級の子どもたちにも好んで選ばれるほど、子どもの気持ちに寄り添った作りになっているんです。
- 体力がなくても背負える軽さにしてほしい
- 小物を出し入れしやすい作りにしてほしい
- 着替えやタオルなど入るよう、大容量にしてほしい
- 手先が器用でなくても、開け閉めしやすいようにしてほしい
こちらは、通常級だけでなく、特別支援級の子どもたちや保護者さんへの聞き取りアンケート結果です。これを受けて従来のランドセルの常識をなくし、2年をかけて開発したのが「ことゆくラック」です。
ことゆくラック・ランドセルの値段や容量など
カラー | |
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サイズ | 縦34cm×横27cm×マチ15cm |
重量 | 約760g |
素材 | 本体:ナイロン強撚系ファブリック ふち巻きテープ、内側ネームポケット:本革 |
納期 | メーカー直送・受注生産、2024年2月以降順次発送 |
ことゆくラックは、子どもたちへのランドセルの聞き取りアンケートをもとに、2年かけて開発された素敵な要素が盛りだくさんです♪
子どもの希望の「軽さ」「大容量」「開け閉めしやすい」「ポッケが充実」がかなっているんです。以下に、ことゆくラックの特徴を一覧でまとめてみました。
わずか760g | ことゆくラックの素材は軽くて傷に強いナイロン生地です。大きめのLサイズでも890gととても軽い!更に方や背中へのフィット感はランドセルの仕様を再現しております。 |
マグネット開閉 | かぶせぶたを、従来のひねり錠からマグネットホックにし、簡単に開閉できるようにしました。近づけるだけでピタッとくっつき、開けるときは右に少しスライドするだけで簡単に開きます。2箇所についているので勝手に開いちゃうこともありません。 |
内ぶた付 | 雨よけの内ぶたが中身を完全にカバーすることで、スキマからの雨風をよけます。内ぶたの開閉はバリバリとした面テープで簡単です。 |
大容量 | 外観は普通のランドセルと変わらないのに、生地が柔らかいから「着替え」「タオル」などの布製の荷物も楽々おさまります。「習字道具」「体操服」「上靴」「水筒」も同時に入れられます。 |
胸バックル | 肩ベルトや胸バックルは長さが微調整でき、つけはずししやすく手や洋服を挟みません。胸バックルがあることで重さの分散だけでなく、荷物が安定し身体への負担が大きく軽減します。 |
タブレットスペース | 内側ポケットの手前に、ゴムバンドを装備。 タブレットやノートパソコンをしっかり固定でき、安心して持ち運びできます。(→タブレット収納アリのランドセルはこちら) |
幅広肩ベルト | ウレタン素材の幅広肩ベルトは、クッション性も高く、重い荷物をしっかり支えるので肩への負担もより軽減できます。長さの微調整も簡単にできどんな体型にもフィットします。 |
水に強い素材 | 生地は丈夫な撥水生地を採用しましたので、雨や汚れに強いです。 |
底板も軽い | 軽量の底板を追加して、底面の形が崩れにくくなりました。 |
通気性GOOD | 背中に接する部分を立体的な新形状にし、通気性を良くしています。隙間部分から熱を逃がし、熱がこもらず夏の暑い登下校時も背中がムレずに快適性を保ちます。 |
ことゆくラックは「特別支援級の子ども向け」と勘違いされている方も多いのですが、通常級の子どもがことゆくラックを選ぶケースも今はとても増えているんです。
軽いし楽で大容量、しかも丈夫で可愛く開閉が楽、更に水に強くて通気性も高い。
しかも安いうえに保証付きです♪
ことゆくラックを定価より安く買う方法
ことゆくラックは、澤田屋で買えば、キャンペーン中は10%オフで購入することが出来ます。
\澤田屋ランドセルの公式サイト/
ことゆくラックカバーは?
ことゆくラックに専用カバーはないのですが、手作りでminneで作ってる方がいました。防水カバーがあると雨の日も安心ですよね。しかも透明なので、本体の色も隠しません。
また、普通のランドセル用のカバーもことゆくラックに使うことはできます。
汗だくで帰宅する娘を見ると、ランドセルをことゆくラックに買い替えたのは正解だったと思う。カバーをかけると割と馴染む。 pic.twitter.com/ZNZ2upNWau
— 焼きうどん (@ktst_mam) July 17, 2021
うちの子も体幹が弱いのと、すぐに疲れた疲れた言うので、軽いランドセルで探して、ことゆくラックという、ナイロンでできたランドセル型リュックみたいのにしました。 pic.twitter.com/dvX7sxFSPj
— ときまんじゅう (@tokimanjyuu) July 3, 2020
普通のランドセルカバーは、ことゆくラックには少しだけ小さすぎます。はみ出ちゃっていますね…。ただ、雨に濡れるのを防ぐ効果はあるので、ランドセルカバーをつけるのはおすすめできます。
ことゆくラック【後悔・失敗】本当の口コミ評判
ことゆくラックにも後悔や失敗の声はあります。
ランドセル感のある軽い布製ランドセルを買おう!と思ってたけど某ランドセル会社は、
なんやフラップ部分足すと約1000gほいで海外縫製。合皮ランドセルと変わらん。その点値段もさほど変わらないのに「ことゆくラック」の680gの日本縫製は本当に魅力的。
ただランドセル感が乏しくて不安— もちたにBESTY (@mochitanikaruta) July 22, 2022
ことゆくラックは「ランドセル感が乏しい」との後悔の声があります。確かに、日本の子どもたちの9割以上はランドセルを選んでいるので、その中でことゆくラックは「あれ?ランドセルじゃないの?」という違和感を、子どもに与えます。
悪気がなくても、「ランドセル持ってないの?」くらいの声がけがあるかもしれませんね。気にしなければいいのですが、気にする可能性もあります。
ねるこさんこんばんは!
遅ればせながら、息子のランドセルはとにかく軽さ重視で「ことゆくラック」にしました!770g!32.000円くらい!
今年から初めてファミリアがナイロンランドセルを売り出すみたいなので、それがめっちゃ気になってます!(もうラン活はしないけど)— もちたにBESTY (@mochitanikaruta) March 28, 2023
ことゆくラックはとにかく軽いうえに、機能性も十分です。しかし、ランドセルの多くは「革」などの高価な素材なのに対して、ことゆくラックはナイロン製の素材です。
その割には「安めのランドセル」と同じくらいの3万円越えの価格帯なので、高いと感じる方もいるみたいですね。安さゆえにことゆくラックを選ぶのであれば、もっと安いランドセルもあるのでそちらもご検討くださいね。以下の記事にまとめました。
ことゆくラック・中古でも手に入る?
ことゆくラックは基本的に定価で正規店からの購入になります。
ただ、たまにメルカリに出品されているという話も聞きますが…メルカリは個人間の売買になるため、機能面など保証がつきかねます。
商品を手に取って選ぶこともできないため、中古品売買でことゆくラックを手に入れようという方は、自己責任で慎重にしてくださいね。
ことゆくラックを澤田屋ランドセルの公式サイトで買えば、キャンペーン中なら10%オフで買うこともできます!
\澤田屋ランドセルの公式サイト/
ことゆくラックのまとめ
ことゆくラックは、特別支援級を含めた多くの子どもたちの希望をかなえた作りになっています。
- 体力がなくても背負える軽さ
- 小物を出し入れしやすい作り
- 着替えやタオルなど入るよう、大容量
- 手先が器用でなくても、開け閉めしやすい
ことゆくラックは重さ760g(Lサイズでも890g)で軽々しています。素材はナイロン製で通気性も抜群なうえに水にも強い効果があります。底板も軽く仕上げています。
マグネット開閉できるので、不器用な子どもの手つきでも、簡単に開閉できます。落っこちにくい内ふたもついています。
しかも、外観は普通のランドセルと変わらない大きさなのに、柔らかい生地なので「着替え」「タオル」などの布製の荷物も楽々おさまります。「習字道具」「体操服」「上靴」「水筒」「タブレッド」も同時に入れられます。
胸バックルや肩ベルトは、重さを感じにくい設計になっていて、子どもの体にフィットします。
ことゆくラックのカバーはminneなどで手作りされているケースもありますが、普通のランドセルカバーでも事足ります。
ことゆくラック「後悔」の声の理由は「普通のランドセルじゃないと子どもが認識する」ことと、「ナイロン製にしては高い」ことです。