そがいろってどんな色?日本の色の意味と由来をしらべてみた

そがいろ 由来

スポンサーリンク



  • そがいろってどんな色?
  • そがいろなんて、いつ使うの?
  • 名前の由来は?

「そんな色の名前聞いたこともない!」という方も多いのですが、そがいろは日本の伝統色のひとつ。

名前の由来も興味深いため、和色の一つとしてぜひ、ご記憶ください。

そがいろってどんな色?

そがいろ 由来

そがいろは「承和色」と書きます。

菊の花の黄色が、少しくすんだような色合いを、そがいろと呼びます。

くすんだ金色、とも言われていて、日本独特のかっこいい風合い色。

そがいろの名前の由来

今から1300年ほど前の平安時代初期、仁明天皇が在位していたときに、黄色い菊の花を愛したことから、くすんだ黄色をそがいろと呼ぶようになりました。

仁明天皇が在位していたときの年号が「承和(じょうわ)」だったのです。「じょうわ」がなまって「そが」と変化。

現代の天皇が好きな色が、「平成色(へいせいいろ)」として名を残すようなものですね。

菊の節句にそえる「そがいろ」

そがいろって日常ではほとんど耳にしない色の名前ですよね。

3月3日の桃の節句。5月5日の端午の節句。そして9月9日には「菊の節句」という催しが日本にはあります。

9月9日の菊の節句もあまり知られていない伝統行事なのですが、不老不死を願うお祭りとして、まさに平安時代から祝われているのです。

ちょうど平安時代に、菊の花は中国から伝来。

わたってきたばかりの珍しい花を愛でて、天皇が愛したからこそ、現代に至るまで語り継がれる行事や名前となって、残ったのですね。

仁明天皇の時代

つまりまとめると…

仁明天皇の時代
  • 菊の花が中国から伝来
  • その色が美しくて、天皇が気に入った
  • 同時期の9月9日に「菊の節句」という祭りを催した
こういうことです。(明確な時期は不明。前後すると考えられます。)

「そがいろ」って色の名前を何気なく調べていたら、任明天皇の歴史を学んでしまいました。

しかも、節句って「桃の節句」とか「端午の節句」とか、未だに子供がいると馴染み深い行事ですよね。

菊の節句は知らなかったけど、神社などでは祝われているはず。

日本において「節句」の起源となった時代に生まれた「そがいろ」という色。日本にとって歴史の深い色なのだとよく分かります。

そがいろトマトジュース

ちなみに、たまに楽天ショップなどで「そがいろジュース」とか「そがいろ甘酒」とか見かけませんか?

あれはそのままそがいろのトマトジュースをさします。

添加物や味付けなどは商品によって違いますが、なんでトマトジュースがあの色かというと…わかりますよね。

そう、そがいろのトマトを使用して作っているからです!

トマトといえば普通は真っ赤。

しかしスーパーなどで品種改良された黄色っぽいトマトを見かけたことありませんか?

そう、あれこそが「そがいろ!」なのです。

「…黄色でしょ?」といわないでください。そがいろですから!

日本の歴史にちなんだ色名のほうが、農家さんもより愛情が沸くというものではないでしょうか。(知らないけど)

さいごに

日本に生れ落ちて、言葉もくずれ伝統を忘れた中、なんとなく暮らしている方も多いと思います。

かくいう私もそんな一人。学校生活、社会生活という現実を前に、忘れている伝統はたくさんありますよね。

けれども、ほんの少しの興味をきっかけに、古き時代から、変わらずに続いてきたものの歴史を知ることで、伝統を守っていきたい!という日本人としての誇りや使命のようなものが、胸に湧き上がります。

物の由来を知ることで、私たちの中に眠っている「日本人」としての遺伝子が、血の中で騒ぐ瞬間に出会うことが出来るのです。

「そがいろ」という単なる言葉と雑学で終るのではなく、その色の由来から知ることが出来た、日本の伝統の重みを大切に、次世代につなげていけたらいいですね。

最後まで読んでくれてありがとうございました。

スポンサーリンク



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です