女性専用車両・反対する理由は?廃止すべき?男女差別の実態が明らかに!







  • 女性専用車両っていつできたの?
  • なぜ「いらない」というの?
  • 賛成派が8割以上なのになんでそこまで反対するの?

女性専用車両の存在をめぐって、過去に何度も物議をかもしているのを耳にしている方も多いでしょう。

女性専用車両をもうけることによって、痴漢犯罪も、痴漢冤罪も減って、男性にも女性にもメリットがあるように思えますが、反対派はどのような意見によって反対しているのでしょうか。

以下に反対派の意見を中心に、女性専用車両の詳細を調べて紹介していくので、参考にして下さい。

女性専用車両の基本的な情報

女性専用車両とは、

ポイント
  1. 指定した車両を一定の時間帯内
  2. 男性の任意協力の下、女性のみの乗車車両としている。
  3. 痴漢などの性犯罪から女性を保護する目的の取り組みで、
  4. 主に鉄道・バス・タクシーなどで設定されている。
  5. 事情のある「男性の同伴」「幼児」「身体障害者」の乗車も認められることがある。

痴漢被害の心配がなくなるとして、賛同を得ていると思われていた女性専用車両。

しかし、「差別」「いらない」などの声も絶えることなく、反対派の男性が女性専用車両に居座るなどの事件も、過去に何度か起きています。

 

女性専用車両がつくられるまでの歴史

  • 1912年
    東京【中央線】にて、朝夕のみ女性専用車両が設置された。その後短期間で設置と廃止が繰り返される。
  • 1920年
    :ご婦人専用車両設置。年内に廃止される。
  • 1933~1937年
    :神戸女学院貸切車が設置。
  • 1947年
    :婦人子供専用車両が設置。短期間で廃止され、そのかわりにシルバーシートが導入されて普及し始めた。
  • 1957~1961年
    :老幼専用車が設置。
  • 1988年11月
    :大阪の【市営地下鉄御堂筋線】で、痴漢被害に声を上げた女性が、加害者男性のうらみをかって更なる暴行を受ける「地下鉄御堂筋事件」が発生。痴漢被害者の立場の、あまりの弱さに危機感をおぼえた女性たちが集まり、鉄道各社に対して性犯罪防止策を講じるよう要請。
  • 2000年
    【京王電鉄京王線】で女性専用車両が試験導入。その後、関東・関西の各鉄道会社、のちに日本中に広まる。

 

痴漢被害件数も多く、被害も深刻であったにもかかわらず、女性専用車両の設置が遅れたのはなぜでしょうか。

 

ひとつに、朝の通勤ラッシュのあまりの混雑ぶりが考えられます。スカスカの女性専用車両をガラス越しに見る、隣のすし詰め車両の人はストレスがたまることもあるでしょう。

 

そして、根強い女性軽視の思想も、あったかもしれないと思ってしまいます。地下鉄御堂筋事件から、全国に普及するまでに、実に12年もかかっている事実が、それを暗に物語っています。

 

賛成派の意見『痴漢被害&冤罪被害の抑止』

東京にはない! 終日女性専用車両 #女性専用車両 #女性改革

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言うまでもありません。女性の多くは「賛成」でしょう。男女合わせて8割以上の人が賛成しているとアンケート結果では出ているようです。女性専用車両、賛成派の意見をまとめてみました。

 

  1. 痴漢被害にあわずにすむ
  2. 妊婦さんが、すし詰めの車両に乗らずにすむ
  3. 痴漢被害の「冤罪」も減る

 

痴漢被害も冤罪も減るのならば、女性専用車両は大多数の人にとって大歓迎ですよね。痴漢被害はもちろんのこと、男性の弱みを逆手に取った痴漢冤罪被害も、詳細を知るほどに悪質で許せない犯罪行為です。

 

痴漢冤罪にあわないために、男性諸君は両手をつり革にあげておけばいいのでしょうか。そこまでしなくても、犯罪自体が減ることがなによりです。

 

痴漢にあうのもいやだし、息子二人の母として、悪質な痴漢冤罪も本当に怖いです。

 

女性専用車両の一番の目的は、痴漢被害&冤罪被害の抑止なのです。賛成派も反対派も、そのことだけは常に念頭において、議論を枝葉に流れないようにすべきです。

 

反対派の反対する理由

利用率が低い

一番の問題は女性専用車両の利用率が低いということ。低い、ということはないでしょうが、実際に朝の通勤ラッシュで、他の車両がすし詰め状態なのに、ちょっと余裕がある車両があるということが問題なのかもしれません。

 

妊婦さんや子供も利用することを考えると、ちょっと余裕のある車両でいいのではないかと思うけど、すし詰めを毎日経験されているからすると、納得いかないものがあるのかもしれませんね。

 

一般車両に乗っている女性の中には女性専用車両の存在を知らない人もいます。

 

駅の掲示板などで女性専用車両への誘導看板を工夫するなどして、一般車両の混雑軽減をはかることで、女性専用車両の反対意見も減るのではないでしょうか。

 

痴漢被害数が減っていない?

また、女性専用車両の反対派の意見の中で、「痴漢被害数が減っていない」というコメントがありました。

 

気になって調べてみたところ、減ってるも減っていないも、数が公表されていないためよくわかりませんでした。ネット上には「痴漢被害数が減っていないから公表しないんだろう!」という意見もいくつか目にしました。なるほど…その可能性も否めませんよね。

 

しかし「痴漢数が統計的に減っていない」=「女性専用車両は不必要」とはならないと思います。私も被害にあったことがあるし、周囲の女性も被害者はたくさんいます。

 

過去、一度でもこわい目にあって「二度と会いたくない!」と願う女性は迷わず女性専用車両にのり、少なくとも女性専用車両がある路線では、2度と被害に会うことはないという安心感を持つことが出来ます。

 

痴漢被害の全体の統計ではなく、過去被害でトラウマのある女性が、二度と被害に会わない選択肢として、やはり女性専用車両はあってほしいと願います。

 

女性専用車両という名前の問題

女性専用車両
事実上は「女性だけでなく、子供や身体障害者のためのものであるのに、ネーミングが悪い」
という意見も。

 

また、男性は任意に協力してもらっているだけで、女性専用車両に乗ることで罰せられることはないといいます。

 

この事実を理由に、過去に女性専用車両に乗り込み、降りるよう促す駅員に耳を貸さず、居座り続けた男性がいましたね。「女性専用車両で男が地蔵化!」とツイッターなどで騒がれました。

 

「女性専用車両の名前なんてどうでもいい」では片付かないから、過去数年にわたり何度も反対派の声がニュースに登るのですよね。

 

女性専用車両の名前に関しては『桃色車両』など、『シルバーシート』のような感じで妥協点が見つかるといいですね。

「ピンク車両」は怪しくなるけど、「桃色車両」っていいと思いませんか?

社内で化粧する人が増えた

これは女性専用車両の中での話しですね。つまり、同姓同士「化粧するなよ、車内で」と不愉快に感じているということ。

 

けれども、女性専用車両設置までの歴史を見れば、女性ならば他人の化粧を見るくらい我慢しても、女性専用車両を作るべきであるという意見になるような気がします。

 

「女しかいないし」と気が緩んで車内で化粧をする人が増えたのは事実。公共の場ですから、控えるようにしましょうね。

 

女性専用車両賛成派としては、「反対派」の強みになる材料提供はやめてほしい。化粧は家でして!って思います。

 

憲法で保障されている、居住や移転の自由侵害である

女性専用車両
憲法とか言い出されても困りますよね。

 

女性は痴漢に会いたくない!過去に何度もいやな目にあっている。中には一生のトラウマに残るほどの被害例もある。だからこその女性専用車両なんです。

 

何も女性のわがままで女性専用車両を設置してもらったわけではなく、痴漢被害&冤罪被害の軽減のための女性専用車両。

 

「憲法」ってちょっと本筋からそれた主張に感じられます。痴漢犯罪抑止に、男女とも社会全体で協力していると考えられないでしょうか。

「憲法」をもちだしてまで、女性専用車両が許せないのでしょうか?

 

男性の乗車を事実上は禁止している


これもまた不思議な反対派の意見です。たしかに女性専用車両は「男性絶対禁止!」ではなく、「任意で協力」のスタイル。なのに実際に乗ると駅員から注意されて、車両移動を促されるケースもあります。

 

男性が乗っちゃったら痴漢被害&冤罪被害の抑止の意味の女性専用車両が、機能しなくなっちゃうじゃないですか!

 

男性側の任意の協力ではなく、事実上禁止したら、いったい何がいけないのでしょうか。周り中女性だけど、法律で禁止されていないから、乗りたい?

 

痴漢被害&冤罪被害の抑止のために、乗らないほうが男性にとってもいいように思えます。

 

女性専用車両賛成派の全ての人間が「男性全てを痴漢になりうる」と疑っているわけではありません!

 

痴漢被害も冤罪被害も「俺は(わたしは)絶対にあいたくない!」という人が世の中にたくさんいると思います。そんな人たち専用車両があってもいいと思うのだけど…。

 

男性専用車両も作るべきである?


男性も痴漢に会うことがあるそうです。「誰に?」と聞きたくなりますが、痴漢は正体を現さないものなので不明。同性愛者か女性からの痴漢犯罪。もしくは単なる迷惑行為でしょうか。

 

どちらにせよ、女性専用車両を作るのであれば、男性専用車両も作ってほしいという意見もありますよね。

 

斬新ですが、平等にかんじられます。ぜひとも鉄道会社に男性専用車両の実地を検討していただきたいですね。この男性専用車両が実現すれば、反対派の意見の多くが下火になることが予想できるのではないでしょうか。

 

と思ったけど、反対派の方からすると「それは全ての女性を痴漢冤罪を起こしうる悪人扱いして、今度は女性差別になる」との意見もあるようです。

 

ここまでくると、ごめん、私そこまで全然考えてなかった!としか言いようがないw

 

男性専用車両ができたとしても、それを差別と受け取らず、「別にいいよ~」と思う私が少数派なのかも、と感じました。

 

これも女性専用車両同様に、「痴漢冤罪に絶対にあいたくない!」「昔、痴漢冤罪にあって、すごく嫌な思いをした!」という男性が、電車の移動時に二度と同じ被害に会わない選択肢としていいかと思ってしまいました。

 

 

女性専用車両ではなくカメラの設置!

反対派の方が一人、貴重な意見をくださいました!(議論の場にしたくないのでコメント載せませんが、ありがとうございます!→メールで返信させていただきました!

 

車内に「監視カメラ」を設置すればいいとのこと。それこそ、女性専用車両の反対派が掲げるアイデアとのことでした。埼京線で痴漢抑止の実績ありとのことで、有効な痴漢対策法と考えられています。

 

確かに、車両内に監視カメラがあれば、痴漢抑止にもなるし、痴漢でっち上げも犯人を特定しやすそうですよね。

 

 

 

カメラ設置したら女性専用車両は要らない?

ただ、何というか…一度でも痴漢被害に会った女性にとっては、「男性と隣り合わせになること」がこわいんですよ。恐怖の記憶がフラッシュバックして。これって反対派のおっしゃる「男性差別」になるんでしょうか?

 

かといって、毎日の通勤をタクシーにするほどの経済力もない。

 

痴漢被害にあって、そのことをトラウマに「一生結婚する気持ちにならない」とか、「男性全てが怖くなった」という女性はいますよ。もちろん迷わず女性専用車両に乗ります。それが「男性差別」なんでしょうか?確かに男性全般がこわくなります。

 

女性専用車両は、過去被害者女性のためのものだと思っていただければ、「廃止」という選択肢はなくなると思うのだけど…。

 

この「男性みんながこわい」って気持ちは、差別するつもりは全然ないけど自分じゃどうしようもないものです。がんばって気持ちを盛り上げて、女子トイレや女性専用車両に乗って、心のそこからふーーーーって安心できる。そんな感じの気持ちです。

 

ともかく、車内カメラを設置したから女性専用車両が要らなくなるわけじゃないと思うんです。

 

反対派と賛成派の着地点

女性専用車両の反対派がいるって聞くと、「なんで?」と思いませんか?性犯罪も、冤罪被害も減るとなれば、女性にも男性にもありがたい女性専用車両に思えます。

 

しかしこうして女性専用車両反対派の意見をじっくりとひも解いてみると、賛成派と反対派、双方が満足できる着地点がぼんやりと見えてくるのではないでしょうか。

ポイント
  • 混雑時間帯の、女性客の女性専用車両への誘導をする
  • 女性専用車両の名前の変更(桃色車両とか)
  • 男性専用車両の設置(女性の任意協力のもと)
  • 車両内のカメラ設置!

さいごに

女性専用車両に関するニュースを見ていて、思うところを書いてみましたが、いかがでしたでしょうか。

 

電車通勤してた頃は私も何度かいやな思いをしたことがあります。

 

だから今まで何も考えずに「賛成」と思ってきたけど、この機会に反対サイドの意見を調べることで、参考になるところが大きかったです。女性でありながら息子たちの母。両方の性別からこの問題をみることで、考えが変わることがありました。

 

息子たちが成人して都心で仕事をするようになることを考えると、反対派の「男性専用車両」の設置は、できたらいいと感じます。

 

いずれにせよ、「痴漢」という犯罪行為こそなによりも攻められるべき行為であり、「賛成派」と「反対派」の対立が進むのは、鉄道会社としても本意ではないでしょう。

 

賛成派の私としても、反対派をやっつけたいわけではないですから。やっつけたいのは痴漢行為をする人のみ。

 

狭い車内を利用しての性犯罪行為がなくなることこそ、この問題の終着点と思われます。

ここまで読んでくれてありがとうございました。

 

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