キタシロサイ・スーダンの死の真相!絶滅の理由は角の乱獲!

キタシロサイ 絶滅

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  • キタシロサイが絶滅寸前?
  • 残り2頭?メスだけ?
  • なんで絶滅寸前に追い込まれたの?

2018年3月20日に、ケニアから残念なニュースが飛び込んできました。

 

シロサイの一種で絶滅危惧種とされていたキタシロサイの、最後のオスが亡くなったのです。

 

残り3頭といわれていたキタシロサイのうちの、1頭が亡くなったのです。

 

生き残っているのは2頭のメスのみ。そのメスたちの死が確認されたとき、キタシロサイは事実上、地球から姿を消すということになります。

キタシロサイとは

キタシロサイの基本情報
  • 科:サイ科
  • 属:シロサイ属
  • エサ:草食
  • 分布:アフリカに分布していた(スーダン、チャド、中央アフリカ共和国、コンゴ民主共和国、ウガンダ)
  • 妊娠期間:530~550日、1回に1頭を出産
  • 現在2頭の居場所:ケニア共和国オルペジェタ自然保護区(メス2頭)
2018年3月19日に、ケニア共和国のオルペジェタ自然保護区で、地球上最後と思われるキタシロサイのオスが、45歳で高齢により死亡。

 

この、最後のオスの名前が「スーダン」。

 

「ケニアのスーダン死亡」ってニュースで見て「何のことやねん?!」と思ってたら、紛らわしい系の名前だったんですね。

 

残った2頭のメスの名前は「コンゴちゃん」と「ウガンダちゃん」とかなのでしょうか(不明)?出身地をあらわしているとかかもしれないですね。

 

スーダン君「45歳で高齢で死亡」ということから、キタシロサイの寿命がそのくらいということがわかります。

 

寿命は人間の約半分くらいってことですね。

 

しかも、高齢による合併症で立ちあがれなくなったため、獣医師チームの手による安楽死だったそうです。

 

地球上最後のキタシロサイのオスを安楽死させる獣医さんの気持ちも、断腸の思いだっただろうと想像してしまいます。

 

キタシロサイの絶滅の原因は?

絶滅の原因は、人間によるキタシロサイの乱獲です。

 

こういう話をきくと、「なぜ絶滅危惧種を乱獲するの?」と密猟者を問いただしたい気持ちになりますよね。

 

しかし国ごとに事情は違うのです。

 

キタシロサイの分布していた中央アフリカ地帯は、常に民族間の紛争が耐えない地域。

 

政府も入れ替わり、情勢も不安定。国際支援が行き届かない国の背景があるのです。

 

角の利用方法

ちなみにキタシロサイの乱獲され抜き取られた角は、短剣の柄や装飾に用いられます。

 

中国で薬用に使われるとも言われていましたが、人間の髪の毛や爪と同じ、ケラチンというたんぱく質で生成されており、薬用成分としての効能は低いとの見解。

 

装飾品や薬よりも…絶滅危惧のほうを重視してほしい!と願うのは、平和な日本だからかもしれません。

 

キタシロサイの角は約650万円/キロで取引されるため、情勢不安地域の勢力拡大などで利用されたのかもしれませんね。

 

民族そのものや国単位で生きるか死ぬかとなっているときに、動物保護精神よりも大切なほうを選んできた結果ということでしょうか。

 

絶滅危惧種になるまでの経緯

コンゴ民主共和国のガランバ国立公園でのキタシロサイの数

キタシロサイの頭数の推移
  • 1963年:1200頭
  • 1976年:490頭
  • 2003年:30頭
  • 2005年:4頭
  • 2006年:0頭
野生のキタシロサイは、2005年当たりに絶滅していたんですね。それ以降は動物園などの人間の保護下、飼育下のキタシロサイのみが生息。

 

人間の努力が続くも、キタシロサイの終わりはとめられませんでした。

キタシロサイの保護の歴史
  • 2009年:キタシロサイの繁殖プログラムが導入
  • 2014年:残ったオス1頭死亡
  • 2014年12月:サンディエゴ動物園のオス1頭死亡
  • 2015年7月:チェコ共和国ドゥブール・クラローべ動物園のメス1頭が死亡
  • 2018年:オルペジャタ保護区のオス1頭死亡→キタシロサイオス、絶滅

キタシロサイの画像

繁殖して増やす方法はないの?

キタシロサイ 絶滅

2018年3月19日に安楽死させたキタシロサイの最後のオス、スーダンの精子は、凍結保存してあるそうです。

 

ケニアに残されたメス2頭は、スーダンの娘と孫

 

近親交配の点で心配がありますが、凍結保存されたスーダンの遺伝子との交配の、研究が進められていくのでしょう。

 

さいごに

恐竜や太古の時代から俯瞰して生き物をみると、環境に適応できずに自然淘汰される種もあって当然。すべては自然のなせる業なのだと、納得もいきます。

 

しかしお金目当ての人間の乱獲によって、一つの希少な種が地球上から姿を消すなんて、なんともやるせない気持ちになりますよね。

 

「お金によって幸福度が上がる」という一部の人間の経済至上主義が誕生してしまった時点で、キタシロサイだけではなく、地球上のあらゆる種の、終わりは始まっているのではないかと考えさせられます。

 

おろかな搾取ゲームの加害者である人間に、「取りつくしてはいけない!」と種の絶滅と引き換えに教えてくれたキタシロサイのオスの最後のメッセージを、我々は重く受け止めるべきではないでしょうか。

 

参照元URL:http://www.olpejetaconservancy.org/the-last-male-northern-white-rhino-dies/

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