
- 母の日のカーネーションは「色」の意味は?
- 贈っちゃいけない色は?
- 母の日の由来は?
- 2020年の日付は?
母の日近くなると、花屋でもネットショップでも、
ピンクや紫など色とりどりのきれいなカーネーションが並んでいますよね。
いつもなら無難に赤…けど、今年は赤以外の色もあげてみたい!
そんな方のために、母の日に贈るべきカーネーションの色と、
送っちゃいけないNGカラーを調べてみました。

ついでに「由来」好きの性分で、母の日の由来もあわせてご紹介!
母の日に贈ってはいけないNGカラーのカーネーションもあるため、
今年は花屋で注意しましょうね!
以下の記事もご覧ください!”]
カーネーションのOK色とNG色の一覧!
他にも、母の日に贈っちゃいけないカーネーションの色があるのかと、ちょっと調べてみました。
おすすめできるOKカラーと共に、以下を参考にしてください。
OKカラー
- 赤:母の日発祥の時代に、アメリカでも「生きている母」へ贈られた、母の日の定番カラー。活力をもたらす赤色の花言葉は「母への愛」です。これにまさる母の日のプレゼントはありませんよね。
- ピンク:ピンクの花言葉は「感謝」。これまた母の日にぴったりですね。ピンクは女性ホルモンを活性化させ、女らしさを引き出すと、カラーテラピーでも言われています。
NGカラー
- 白:母の日が生まれたアメリカでは亡くなられたお母さんに贈るカーネーションの色でした。5月のお墓参りには、携えて行きたいですね。花言葉は「私の愛は生きている」です。
- 濃い赤:バラのような深い赤色、一見素敵と思うのですが、花言葉は「私の心に悲しみを」。…これをみてしまうと、おくれなくなっちゃいますね。
あいまいカラーはいいの?
そのほかの花の色・紫、黄色、オレンジなどは、調べてみた限りでは微妙でした。
お花屋さんのHPなどをみると推奨されているものの、
カラーテラピーをみると「黄色=嫉妬・軽蔑」「紫=死」など、
母の日にふさわしくないように感じるものも。
もちろん「紫=高貴」などいい意味もあるため、好みで選んでもいいと思います。
カーネーションを贈るという行動にこそ、本質の価値があるのですから、
色にこだわり過ぎない気持ちも大切ですね。
母の日の由来
「母の日」は世界各国にあるものの、その発端はぜんぜん違います。
国ごとに起源が違うために、
「母の日」も3月~11月と幅広い範囲に散らばっているんですよね。

母の日が5月じゃない国もあるんです^^;
以下に、国別の母の日の由来を紹介していくので、ごらんください。
アメリカの母の日
南北戦争の際に、敵味方かまわず負傷した兵士を看病する
「母の仕事の日」を提案したアン・ジャービスという女性がいました。
ナイチンゲールのような素敵な行為ですが、一般に普及することはなかったようです。
負傷兵の看護活動の発案者であるアン・ジャービスの死後、
その娘のアンナが母の死を偲び、
母を追憶する日を始めたのが「母の日」の発端だといわれています。
1908年にアンナの催した母への感謝の集まりには、
470人もの人が集まり、ともに「母の日」を祝いました。
このときに、亡き母の好きだった白いカーネーションを参加者に手渡したといいます。
その後アンナは、この「母の日」の活動を国中に広める働きかけをし、
1914年に当時のアメリカ大統領ウィルソンによって、
5月の第2日曜日が「母の日」として、
国民の祝日とされました。
日本の母の日の由来
アンナ・ジャービスの「母の日」活動は、遠く海を渡った日本にも届きました。
1931年に大日本連合婦人会が結成され、
当時の皇后の誕生日である3月6日を「母の日」としましたが、
一般に普及しませんでした。
そんな日本に母の日を定着させたのは、あの有名な森永製菓。
1937年に「森永母の日大会」を開催し、「お母さんありがとう」を日本に広めました。
この活動を経て、1949年にアメリカの母の日同様、
5月の第2日曜日が母の日として、日本でも認知。
オーストラリアの母の日の由来
オーストラリアの母の日の由来には、また違った物語がありました。
発端はシドニーのジャネット・ヘイデン。
彼女は1924年、女性老人ホームを訪れたときに、
多くの孤独な「忘れられた母」たちに出会いました。
そして忘れられた母たちを喜ばせるために、贈り物をしました。
その後ジャネットは活動を拡大。
毎年5月の第2日曜日に、母の日の贈り物をしようと習慣化されるにいたったといいます。
面白いことに、
オーストラリアでは5月の2週目ごろに満開時期を迎える
「菊の花」を母の日に贈る習慣があります。

カーネーションではないんですね!
菊の花の英名は「クリサンセマム」。
語尾の「マム=母」として母の日に贈る花として定着しました。

確かに「マム=母」でぴったり!世界中で語呂合わせは人気なんですね^^
なぜ母の日にカーネーションを贈るの?
上述の通り、アメリカで母の日を興した、
アンナの母の好きだった花がカーネーション。
アンナの活動を受けて母の日に立ち上がった人々は、胸にカーネーションを飾っていたといいます。
亡くなった母に対しては、白いカーネーション。
生きている母に対しては、赤いカーネーションを、
それぞれ胸につけたそうです。
以降、母の日にはカーネーションを贈ることが習慣化。

アメリカ由来の日本の母の日でも、その風習が定着したのですね。
白いカーネーションは死んだ母への贈り物
現代では、母の日近くに花屋の前を通りかかると、色とりどりのカーネーションがありますよね。
中には白いカーネーションもあります。
色とりどりの花束としてカーネーションを贈るときに、
他の色を際立たせるカラーとして「ホワイト」は好まれます。
しかし、白いカーネーションは「死んだ母へ贈るもの」とされていたもの。
[voice icon=”https://1.bp.blogspot.com/-x2VthgYD0VM/WD_cR-VDp9I/AAAAAAABACE/8_1J0lAXvaQhiHG7FXRpfLUwVkvaU0R_ACLcB/s180-c/kids_oshikura_manju.png” name=”こどもたち” type=”l”]存命の母に対して贈るのは、ちょっと避けたいなと思いませんか?もちろん、「贈る気持ち」が第一なので、絶対禁止ではありませんよ![/char]
母の日はいつ?2019年の日付
毎年母の日は、5月の第2日曜日と決まっています。
どうしても覚えられない人は、ゴールデンウィークが来るたびに、
そういえば母の日ももうすぐだ!
と思い出してみてください。
ゴールデンウィークに母の日のプレゼントを用意すれば、十分間に合いますから!
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まとめ
母の日に贈るカーネーションの由来と、おすすめのOKカラー、避けたほうがいいNGカラーを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
ポイント”]
- OKカラー:赤・ピンク
- NGカラー:濃い赤・白
- あいまいカラー:オレンジ・紫・黄色

贈られる側としては、くれる気持ちだけで、十分なんですけどね。
子供が「ママの好きな色にした!」とカーネーションを贈ってくれたら、
花言葉などにかまわず涙が出るほど嬉しいと思います。
私と同じように感じるお母さんも多いと思うので、
色はあくまでも参考程度に、
贈る気持ちを大切にしてくださいね。
以下の記事もご覧ください。