４０代、やんちゃな３歳の娘の母です。

『0～3歳までの実践版 モンテッソーリ教育で才能をぐんぐん伸ばす！』を読んだのは、子どもに“早くできる子”ではなく“自分で考える力を持った子”になってほしいと考えたからです。この本は分かりやすく実践ベースで学べそうだと思ったのがきっかけです。

読んで印象的だったのは、モンテッソーリ教育が「何かを早く覚えさせる教育」ではなく、「子どもが自分の力で成長する環境を整えること」に重きを置いている点でした。特に、家庭でできる環境づくりや声かけの例が具体的で、今日から育児に取り入れられるものが多く、“理論だけで終わらない”実践書という印象です。親が手を貸しすぎないコツや、子どもが夢中になっているサインの見つけ方など、すぐ役に立つ視点がたくさんありました。

これから読む人へ一言伝えるなら、「育児の正解を押しつける本ではなく、親子が楽になるヒントをくれる本」ということです。専門知識がなくても安心して読める一冊だと思います。